会社を辞める決意を上司に伝えてから7ヶ月が経ちました。
2018年9月いっぱいで退職することになっているので、残り2ヶ月ほどになりました。
正直、9ヶ月は長い・・・。
会社を辞める決意をした理由は本音を言うと「やってられない」ということでした。
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あれから7ヶ月。ずっと将来について悩んでいます。
退職の意思は会社の中では一部の人にしか言っていませんが、話をすることでいろいろなお言葉を頂きました。Twitterでは厳しいお言葉を頂くこともありました。
そんな影響もある中、会社を辞めるまで残り2ヶ月となった今、なぜ会社を辞めるのかを冷静になって改めて考えてみました。
もう熱くなるのはやめようと思った
当時は携わっていた仕事が急がしく「辞めてやる」という気持ちを持つことで、自分のメンタルを保っていたところもあったと思います。
忙しいし、会社は理不尽だし、と本気で思っていたので会社を辞める決意をすることで、気持ちが楽になっていたんですよね。
そして、僕はすごく天狗になってしまっています。
周りの人を見ても、仕事は遅いし判断力は無い。何をするにも上司に「どうしたらいいですか」と言っている。
「・・・お前らなぁ、いい大人なんだからしっかりせんかい」と思い続けている僕が居る。
こんな人達ばかりだから、難しい仕事が全部こっちに回ってきているんじゃないかと思っています(正直、今も思ってます)
「お前らみたいな人間と仕事するのはもう懲り懲りなんだよ!」と思っていたのが、当時の本音です。
しかし、今(2018年7月)は仕事が暇な時期で、かなり気持ちにも余裕があり、いろいろな視点から同僚達を見ることができる。
仕事の不出来は相変わらずなのですが「この人達にも生活があるんだもんなぁ」と思いながら見ていると、彼らは彼らなりに頑張っているように見えてきました。
生活のために頑張っている人に、僕の仕事感を押し付けるような考え方をするのはダメだと考えるようになりました。
いつも自分の気持ちの整理をつけるために「人は人、自分は自分」と自分自身に言い聞かせているのですが、それだけではどうしても気持ちの整理をつけることが出来ません。
いつからか自分の仕事に対する熱い気持ちを疑うようになりました。
「もっと仕事を効率的にやりたい」「もっと身のある仕事ばかりをしていたい」「わけのわからない会社のルールなんかクソ食らえだ」というような熱い気持ちを持つことに、一体何の意味があるんだろうかと思うようになってしまったんですね。
最近では「窓際族」が考えようによっては、かなり賢いんじゃないかと思ったりもしてます。大した仕事もせず会社に居るだけで給料がもらえるというイメージですが、それでも良いんじゃないかなと思うようになりました。周りの冷たい目の対処さえ出来れば良いわけで。
窓際族が賢いというのは、ちょっと極端ですが、自分が勝手に熱くなっているだけだと疑うようになると、もうちょっと肩の力を抜いて人生を考えても良いんじゃないかなと思うようになりました。
楽しくなくても会社に居続ける覚悟は必要だと思った
上司に「まだ子供も小さいだろ。生活はどうするんだ」という言葉をかけられたり、上司自身が家族の生活のために、この会社生活を耐え抜いてきたことを聞かされました。
また、Twitterの方でも「僕が非常に稚拙なわがままを言っているだけ」というキツイ言葉も頂きました。これについては不思議とすんなり受け入れることができ、本当は自分でもそう思っているんじゃないかと気付かされました。
自分でもわがままを言っていることがわかっているから、こんなに悩んでいるんだと思います。
退職を決意した理由は上で書きましたが、こんな理由だとおそらくどこの会社に努めても同じことになるだろうと考えています。
ではどうすれば満足できるのかと考えると、独立するしかないわけです。
でも僕は何者でもありません。何も出来ません。独立するにも何をすれば良いのかがわかりません。
退職までの残り2ヶ月間で、それを見つけ出せるとは到底思えないので、再就職という道を選ぶしかないでしょう。
せめて次の会社選びだけは慎重に考えていきたいと思っています。
できるかどうかは置いておくとして、次は副業が認められて拘束時間が短い会社を選べればと思っています。
今の会社は夜中も休日も気が抜けない会社なので、せめてそこだけは改善したいですね。
勤務体系で満足できる会社にさえ入れれば、仕事が面白くないなんて贅沢をいうのは最悪諦めようと思っています。
嫌でも一生居続ける覚悟を決められる会社選びをしていきたいと考えています。
転職成功の秘訣は【非公開求人】にあった!/DODAエージェントサービスもはや会社を辞めることは意地になってきた
現状、今の仕事はだいぶ楽になってきたんですよね。
退社を決意してからは、僕のポジションに穴を空けてしまうわけですから、仕事を残る人に押し付けるのではなく手放していこうと考えています。実際に例年やってきた仕事をお断りして、僕は今かなり身軽になりました。
誰かに引き継ぐと売上になるのですから残る人達に引き継ぐべきだろうという意見が出てきそうですが、自分の仕事だけでアップアップしてる彼らに、これ以上の負担をかけることは出来ませんよ。
という理由で仕事を手放しまくって、今は暇過ぎて退屈なくらいなのです。
退屈になったからこそ、こうやって改めて会社を辞めることについて冷静に考えているわけですが、こんなに退屈していてそれなりの収入が得られるのであれば、この会社に残るのも悪くないかも・・・と悪魔が耳元で囁いているのです。
でも天使は「もっと自分が気持ちよく頑張れる環境に身を置きたくて退職を決意したんでしょ?」と反撃します。
完全に堕落しきった今でも、天使は圧倒的に強いです。
しかし、これからのプランが具体的ではないこのタイミングで会社を辞めるのは、無計画であり半分意地のような感じになっています。
辞めると啖呵を切ったからには辞めるしかない。「やっぱり働かせてください」とは言えない。
もちろん辞める理由としては、今の会社の仕事に対する不満の方が大きいのですが、引き止められたり、今後の人生のプランを聞かれても何も言えないと、何でこうまでして辞めると言っているんだろうと思うことがあります。
もはやここまで来ると会社を辞めることは、ただの意地なんじゃないでしょうか・・。
今の会社でくすぶっていることを後悔したくない
退職を決意してから9ヶ月という期間はすごく長いです。7ヶ月経った今でも長過ぎると感じるくらいです。
もともと2017年度いっぱい(退職の意思を告げた3ヶ月後)を希望していたのですが「3ヶ月では引き継ぎ期間として足りない」と言われたことが理由で延ばしたのですが、想像通り僕が抜ける準備なんてやっている気配はありません。
9ヶ月後に延ばされた理由は「この9ヶ月で僕の気持ちが変わることを狙っていたんじゃないか」とか「自分(上司)がいるうちに会社を辞められて管理能力が問われるのが嫌だった」とか、もはやそういうふうにしか思えなくなってきました。
3ヶ月で時間が足りないという人間は、9ヶ月あっても結局やらないんでしょう。
と厳しいことを言いましたが、自分もそうです。「9ヶ月でゆっくり将来を考えよう」と思っていましたが、7ヶ月経って何かが変わったかというと変わっていません。
馬鹿みたいに「切羽詰まらないとできないんだ」と思っているところすらあります。
正直、退職を考え続けるのは精神的にかなりキツイです。
こんなことなら今の会社で我慢していた方が、よっぽど楽だと思えるくらいです。
会社を辞める決意をした理由は、本当は僕の不満だけではありません。
子供に僕と同じような人生を送らないで欲しいというのが最も大きな理由です。
子供に「こんな人生を送るなよ」と言葉で教えても響くわけがありません。なぜなら僕がそんな人生を送っているからです。
子供に良き人生を送ってもらうためには、僕自身の人生が良きものでなければいけません。良き人生を送る僕の姿を子供に見せなければいけません。
生きることに不満を持った顔を子供に見せてはいけません。
見せない努力をしていても、不満を持っているのであればその気持ちが身体からにじみ出ているはずです。
僕が抱えている不満そのものを取り除かないといけないんです。僕は常にそう考えています。
今の会社に居続けて、満足のいく人生が送れることが想像できません。
だから僕は今の会社を辞めて、新しい生活を送りたいんです。
この先もっと酷い人生になるかもしれませんが、その時はまた考えれば良いだけです。
今の会社に居続けて「やっぱり転職しておけばよかった」と後悔したくないんですよ。
「どんな仕事がしたい」とか「どんな環境で仕事がしたい」とか、具体的なものはありませんが、今の会社に居続けて後悔したくないという気持ちだけは、ずっとブレずにいます。
今の会社が悪いとは思わなくなりました。これは自分の問題です。
退職を決意した7ヶ月間で、そう思えるようになりました。
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