仕事

やはり日本のサラリーマンに熱意はないのか?

何の根拠もなく、サラリーマンってみんな僕みたいな感じなんじゃないかなと思っていましたが、やっぱりそうだったんだ!

 

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16873820W7A520C1TJ1000/

 

これがそう確信させた記事。

アメリカの企業・ギャラップの世論調査によると、日本の従業員で熱意のある社員はわずか6%という結果に。

因みにアメリカは32%。日本は調査対象139ヵ国中132位

僕自身、サラリーマンをやっていて日々虚しく思っているのですが、もしかして会社を変えれば僕の人生も変わったりするんだろうかと、淡い期待を心のどこかでしていました。

しかし、きっと自分の問題だろう、こんな気持ちでいる以上はどこにいっても同じだろうと思い、転職は考えてはいませんでした。

自分の考えは間違っていなかった!と少し安堵した反面、転職という逃げ道を失ったということになるんでしょうか。僕が目指す快適なサラリーマン生活への選択肢を1つ失ってしまった気分です。

 

上司もまた雇われ人間

主な原因は上司にある。上司の言ったことを、口答えせずに確実にやれば成功するというのが従来のやり方だった。このマインドセットを変えないといけない。

個人的には、上司が原因とは思わない。なぜなら上司もまた会社に雇われている人間だからです。結局、仕事への熱意は僕たちとなんら変わりはないと思うんです。

現場を走り回る僕たち、会社の管理をする上司。

やっていることが違うだけで、そこに「会社の仕事だからやらないといけない」という気持ちが根底にあるという意味では何も変わらないんだと思う。

自分に熱意がないことは、決して上司のせいではない。間違いなく自分の問題です。そもそも上司だろうが何だろうが、人が原因なんて思うべきではない。

少し皮肉っぽく言うと、上司には何も求めていない。

最近、些細な問題ですら、大きな問題として取り上げられる世の中になっており、上司への報連相を徹底するような指示がよくされます。

そんな状況でありながら、僕は報連相はしません。

仕事で困ったときに助けてもらうのは上司ではありません。そう思う根底には意地みたいなものがありますが、上司を頼らなくても自分でどうにかやりきりたいという自立精神があるからだと思います。

困ったときは、同じような経験をしているであろう人に相談を持ち掛けますね、僕は。

上司だって僕たちと同じで、何でも答えれやしないんですよ。

上司って一体どんな存在?

彼らの仕事は、さらに上から降りてきた指示をいかに部下に実行させるか、ということだと僕は思っています。

裏を返せば、「部下を成長させる」ことも上司の仕事だと、熱意を持って考えている人は、今の世の中にほぼいないでしょう。

実際に僕の周りにはいないし、この世論調査にも結果が出ています。

彼らもまた、会社がやると決めたことを機械的にこなすだけのサラリーマンに過ぎない、というのが僕の現時点での結論です。

 

そもそも熱意って何だろう…

僕が、普段どんな気持ちで仕事をしているかを少し語りたいと思います。

僕は大きな意味でいうと、自分で仕事を見つけていません。降りかかってきた火の粉を振り払うかのように、ただひたすら人から与えられた仕事(指示・依頼)をこなしているだけなんですよ。

何が言いたいかっていうと、自分がこうしたい!とか無いんです。

与えられた仕事をいかに満足のいく形で相手にお返ししようか、と考えながら仕事をしています。

こいつに指示(お願い)するの嫌だなぁと思われないように振舞っているだけなのかなと思ってます。

またそんな中、それをするにあたって、僕自身がいかに楽にこなすかということも考えています。効率など。

仕事をいかにスムーズに、スマートにこなすか、どうしたらそういう人間になれるか。それを中心に考え行動しているのです。

相手によく思ってもらえることは、もしかすると会社への貢献にもつながっていくのかもしれませんが、それは僕自身が求めたもののおまけのような位置づけでしかありません。

『会社に貢献したい!→ みんなに親切にしよう!・仕事のスピードアップを図ろう!』が会社が求める理想の流れかなと思うんです。

僕の場合は、

『みんなに親切にできる人間になろう!・仕事のスピードアップを図ろう!→ 会社の貢献につながるかも?』みたいな。

 

心底求めるのは、『会社の利益』か『自分への利益』か。僕はケチな人間ですので、後者です。会社の為とか人の為は二の次です。

そんな人間になってはいけないという想いはあるものの、心底思うのはそういうことなんですよね。

 

ようやく話を戻しますが、熱意とはなんぞや。

この世論調査の記事を見ての熱意の率直なイメージは、会社へ貢献する意欲となります。

熱意って何かに対して持つもののような気がします。僕の想像では、この調査の回答をした人は、この質問をされたときに頭の中で、会社へ貢献する意欲があるか、と脳内変換したんじゃないかと思われます。

そういうことだとしたら、そりゃこんな結果になるわなと。

 

僕が思う熱意とは、このようにまとまりました。

何かに対して真剣に取り組む気持ち

 

でわどうすればいいのか

上で語りましたが僕は、お願い事をしやすいと思ってもらえる人になることを心掛けています。

僕は、これに対する熱意があるということだと思います。

会社のためと考えると、きっと面白くないし、ぶっちゃけた話、今の時代では誰もそうは思っていないでしょう。

一方、自分の成長のために物事を考える人はたくさんいるんじゃないかなと思います。

それでいいんじゃないかなと僕は考えました。

会社が望む人材の1つに、自己成長に努める人とか、向上心がある人っていうのもあると思います。

自分のためと思うことは決して悪いことではないということを僕は素直に受け入れようと思う。

度が過ぎると、それはわがまま、自己中ということになるけども、そういうことを気にし過ぎるのもまた、日本人の悪いところかもしれない。

ちょっとぐらい強引なくらいでいいんじゃないでしょうか。

自分への利益について考えることを一生懸命やろう!

 

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