突然ですが、みなさん
PCを使用中に、以下のような画面がいきなり出てくることがありませんか。
ウィンドウズパソコンの修理を促す画面
Windows製品に対するサポートを案内する画面
PC修復ツールを案内する画面
主に、ブラウザ（Internet ExplorerやFirefoxなど）の操作をしている時に出てくると思います。
ブラウザをクリックするたびに、新しい画面が開いて作業が捗らないというストレスが半端ないですよね。
ちなみに画像のものは、一見マイクロソフトのページに見えますが、マイクロソフトのページを装っているだけなので絶対に従ってはいけません。
私はもちろん無視したので従うとどうなるかはわかりません。
このように勝手に広告のような画面を開くものは「アドウェア」と呼ばれています。
ユーザの望まない広告を勝手に出すソフトウェアである。
アドウェアないしその中の悪質なものもマルウェアの範疇に含める場合がある
出典：Wikipedia
マルウェアの一種ということですね。
詳細については、ググってもらいたいのですが、巷ではトロイの木馬とかランサムウェアといった言葉が飛び交っているのを聞いたことはあると思います。
アドウェアもその類のものになります。
Wikipediaでマルウェアを調べると、その辺が整理されていて結構面白いので、よかったら一度見てみてはどうでしょうか。
というわけで、本記事ではこれらの画面が勝手に開かないようにする方法を紹介したいと思います。
「AdwCleaner」を使って対処する
「AdwCleaner」というアドウェアを検出・削除してくれる無料ソフトがあります。
ここでは「AdwCleaner」を使って対処する方法を紹介致します。
「AdwCleaner」をダウンロード
まずはAdwCleanerをダウンロードしましょう。
以下に紹介するページは信頼できるサイトとなっていますので、安心して頂いて大丈夫です。
私も実際にこちらを使って本事象を解決できました。
※本記事ではWindowsの操作を紹介していきます。
①以下のリンクを開きます。
②下の画像のようなページが開くので「Download」をクリックします。
③「保存」をクリックします。
※上の画像はInternetExplorerの場合になります。
実行でも良いのですが、私はローカルにダウンロードしてから実行する方が好みですので保存にしました。
実行するとすぐにAdwCleanerが開きます。
これでAdwCleanerを使う準備は完了です。
「AdwCleaner」の使い方
①ダウンロードの時に保存した場所にある「adwcleaner_xxxx.exe」をダブルクリックします。
「xxxx」はバージョンなので画像と違う数字になっていると思いますが、気にしないでください。
②スキャンをクリックします。
以下の画面になります。
アドウェアが検出されたということです。
左端の「種類」のチェックボックス（☑）にチェックを入れて「削除」ボタンをクリックします。
ちなみに、私の場合は思い切って全部いきましたが問題はありませんでした。
結果の右端の「データ」欄を見てみると「hao123」という文字があります。
Hao123って見たことがある人も多いのではないかと思うのですが、以下で詳しく説明してくれています。
・最近よく見かける謎のサービス「HAO123」てなんだ？
もし僕と同じように「hao123」がつくアドレスを検出していれば、まずはhao123だけを消してみるのも1つの手かもしれません。
hao123が良くわからなくても、とりあえず消して困ることはないと思います。
話を戻します。
③消えて困るような編集中のものは、すべて保存して閉じておきましょう。
④準備ができたら「OK」をクリックします。
⑤「OK」をクリックします。
赤い線を引いた部分を見てください。まさにHao123の事象だ…。
再起動を促すメッセージが出てきます。
⑥再起動しても良ければ「OK」をクリックしましょう。
再起動後、メモ帳が開きます。削除のログです。
興味がない人は気にせずに閉じちゃってオッケーです。
以上で、アドウェアの駆除は終了になります。
ブラウザを使ってみてください。
変な広告が出なくなっているんじゃないでしょうか。
これでも改善しないなら、他を当たってみよう！（他人事）
