どこかで誰かが便利だと紹介しているプラグインって使ってみたくなって、ついインストールしちゃいますよね。
でも冷静に考えてみてください。
そのプラグイン、使ってますか?
使ってないけど、とりあえず置いておけばいいか、と思っているなら考えを改めるべきです。
むやみにプラグインを入れまくるとサイトに悪影響を及ぼします。
今使っていないなら削除してしまいましょう。
本記事では、プラグインを入れ過ぎてはいけない理由と、これだけあればワードプレスでサイト運営していけると厳選したプラグインを紹介していきます。
- プラグインを入れ過ぎてはいけない理由
- ワードプレスでおすすめのプラグイン8選!
- Akismet Anti-Spam(スパム対策)
- Google XML Sitemaps(サイトマップの自動作成・送信)
- EWWW Image Optimizer(画像容量を自動圧縮)
- TinyMCE Advanced(ビジュアルエディタの機能拡張)
- Unveil Lazy Load(サイトの表示速度アップ)
- W3 Total Cache(キャッシュ)
- WebSub/PubSubHubbub(記事をインデックスさせる)
- Add Quicktag(タグを簡単呼び出し)
- ワードプレスで一時的に使うと便利なプラグイン
- Batch Cat(カテゴリを一括変更)
- Broken Link Checker(リンク切れをチェックする)
- WP-Optimize(記事のリビジョンを削除する)
- Search Regex(全記事内の文字を一括置換できる)
- まとめ:プラグインの整理は定期的にしよう
プラグインを入れ過ぎてはいけない理由
なぜプラグインを入れ過ぎると良くないのかというと、サイトの表示速度が遅くなるからです。
プラグインを大量に入れることでサーバのデータベースをプラグインの容量で圧迫してしまいサイトの表示速度に影響を及ぼします。
サイトを表示させる時にデータベース内にある全てのデータを一通り読み込みます。
データベース内にあるデータ量が大きければ大きい程、読み込みに時間がかかります。逆にデータが少なければデータベースを読み込む時間が短くなる、という理屈です。
当然、データベース内のデータ量を小さくした方が良いですよね?
だから要らないデータは消してしまいましょう。
では「要らないデータ」とは何かというと、その1つにプラグインがあります。
ということで、自分のサイトを開いて表示が遅いと思ったら使っていないプラグインの削除を視野に入れた方が良いと思います。
実際に筆者も自分のサイトの表示が遅くて悩みましたが、プラグインを整理することで少しは改善されました。
面倒くさいかもしれませんが、こういった小さな努力の積み重ねで快適なサイトは成り立っているんじゃないかと思うんですよね。
そういうわけなので、プラグインを断捨離していきましょう。
レンタルサーバのスペックが原因でサイトの表示速度が遅い時もあります。
▽筆者がレンタルサーバを乗り換えた体験談はこちら
ワードプレスでおすすめのプラグイン8選!
では筆者が厳選したおすすめのプラグインを紹介していきます。
これだけあれば、ワードプレスでサイトの運営はしていけます。
ラインナップは以下となっています。
- Akismet Anti-Spam(スパム対策)
- Google XML Sitemaps(サイトマップの自動作成・送信)
- EWWW Image Optimizer(画像容量を自動圧縮)
- TinyMCE Advanced(ビジュアルエディタの機能拡張)
- Unveil Lazy Load(サイトの表示速度アップ)
- W3 Total Cache(キャッシュ)
- WebSub/PubSubHubbub(記事をインデックスさせる)
- Add Quicktag(タグを簡単呼び出し)
各プラグインの画像をクリックすると、そのプラグインをダウンロードするページが表示されます。
Akismet Anti-Spam(スパム対策)
Akismet Anti-Spamはスパムから保護してくれるプラグインです。ワードプレスをインストールすると最初から入っています。
どんな感じで役に立つのかというと、例えば
ブログをしているとスパムコメントがよくつきます。本プラグインを入れていないとスパムコメントを削除しないといけませんが、本プラグインを入れることで自動でスパムコメントを分類してくれるので、スパムコメントを削除する手間が省けます。
こんな感じでスパムを気にしなくて良いようにしてくれるので便利です。
消さずに残しておきましょう。
Google XML Sitemaps(サイトマップの自動作成・送信)
Google XML Sitemapsはサイトマップを自動で作成・送信してくれるプラグインです。
サイトマップを検索エンジンに評価してもらうことでアクセスアップに繋がるので、入れておくべきプラグインと判断しました。
EWWW Image Optimizer(画像容量を自動圧縮)
EWWW Image Optimizerは、画像ファイルの容量を自動で圧縮してくれるプラグインです。
先にも説明した通りデータベースの容量を圧迫すると、サイトの表示速度に影響が出ます。
画像ファイルの容量もデータベースの容量を圧迫する原因の1つですから、このプラグインを入れることでサイトの表示速度を少しでも速くすることができます。
本プラグインは過去にアップロードした画像ファイルに対しても圧縮できるので、今から入れても遅くはありません。
サイトの表示速度を速くすることでアクセスアップに繋がるので、本プラグインを入れて損はないと考えます。
TinyMCE Advanced(ビジュアルエディタの機能拡張)
TinyMCE Advancedはワードプレスの投稿画面のビジュアルエディタの機能を拡張してくれるプラグインです。
わかりやすく言うと記事を書く効率を上げてくれるプラグインです。
TinyMCE Advancedを使わない場合、例えばよく使うであろう以下のようなことが簡単にできません。
- 表の作成
- 文字のサイズ変更
- 文字の色変更
HTMLやタグなどを使うことで出来るのですが、初心者には難しいと思います。
TinyMCE Advancedでは、いろいろな編集がボタンを1つ押すだけで出来るので初心者には欠かせないプラグインです。
Unveil Lazy Load(サイトの表示速度アップ)
Uneville Lazy Loadはサイトの表示速度を速くするためのプラグインです。
通常はページを表示させる時に、そのページにある画像を全て読み込みますが、本プラグインを使うことで画像が画面に入った時にだけ読み込むようになります。
つまり今見ている画面に入っていない画像は読み込まないということです。
表示されていない画像は読み込まない→無駄な読み込みをしない→サイトの表示速度アップ
という効果があるので本プラグインを採用しました。
W3 Total Cache(キャッシュ)
W3 Total Cacheはサイトをキャッシュ化させるプラグインです。
キャッシュできるものは、ページやデータベースなどいろいろあり、それらをキャッシュ化することでサイトの表示速度を速くすることができます。
キャッシュの意味はわからなくても大丈夫です。とにかくサイトの表示速度をアップさせるプラグインだと思ってください。
WebSub/PubSubHubbub(記事をインデックスさせる)
WebSub/PubSubHubbubは、書いた記事をGoogleに素早くインデックスしてくれるプラグインです。
インデックスしてもらうことで記事がGoogleの検索結果に出てくるようになります。
このプラグインを使うことで、早くGoogleの検索結果に出てくるようになる、ということです。
インデックスさせるプラグインは次に紹介する「WordPress ping Optimizer」もありますが、違いはWebSub/PubSubHubbubの場合は「Google」にインデックスしてもらうところです。
WordPress ping Optimizerと合わせて入れておくと良いと思います。
本プラグインは、アクセスアップに影響するものなので使うべきと判断しました。
Add Quicktag(タグを簡単呼び出し)
Add Quicktagは登録したタグを簡単な操作で呼び出せるようにするプラグインです。
よく使うタグを自由に登録できるので便利です。
TinyMCE Advancedと同様に初心者が作業効率をアップさせるために、すごく便利なプラグインです。
ワードプレスで一時的に使うと便利なプラグイン
他にも便利なプラグインがありますので紹介します。
ただし、以下のプラグインは使いたい時だけ入れて、使い終わったら消しましょう。
便利であっても、データベースの容量圧迫によりサイトの表示速度が遅くなる問題を忘れないようにしてください。
- Batch Cat(カテゴリを一括変更)
- Broken Link Checker(リンク切れをチェックする)
- WP-Optimize(記事のリビジョンを削除する)
- Search Regex(全記事内の文字を一括置換できる)
Batch Cat(カテゴリを一括変更)
Batch Catは記事に設定しているカテゴリーを複数の記事で一括で変更できるプラグインです。
ワードプレスの標準機能では記事のカテゴリー変更は1記事ずつしか出来ませんが、Batch Catを使えば複数の記事を一気に変更出来るので便利です。
カテゴリー整理をしたい時に入れて、整理が終わったらプラグインを消しましょう。
Broken Link Checker(リンク切れをチェックする)
Broken Link Checkerは記事に貼り付けたリンクで無効になっているものがないかをチェックしてくれるプラグインです。
リンク切れは読者に対して不親切ですし、広告リンクであれば収益に影響が出てしまいますが、それを防ぐことができます。
これは常時入れておいても良いくらいのプラグインだと思いますが、筆者の場合はリンクエラーを見つけたところですぐに直さない(直せない)ので、リンクエラーを修正すると決めた時だけ入れるような運用に変えました。
アクセスがある記事であればリンクの修正はすごく有効だと思いますが、読まれていない記事までは正直手が回りません。
リンク切れを気にし過ぎてもよくないので、使う時だけ入れるようにすることをおすすめしておきます。
WP-Optimize(記事のリビジョンを削除する)
WP-Optimizeは記事のリビジョンを削除するプラグインです。
ワードプレスで記事を書いている時に「下書き保存」をするとリビジョンを分けて保存されてしまいます。
例えば1記事でリビジョンが4つあると、その記事だけで記事4つ分の容量を使っています。つまりそれだけデータベースを圧迫しているわけです。
くどいようですが、データベースの容量を圧迫するとサイトの表示速度が遅くなるので読者にストレスを与えてしまいますので、リビジョンは定期的に消しておくと良いでしょう。
こちらのプラグインも使う時だけ入れれば良いでしょう。
Search Regex(全記事内の文字を一括置換できる)
Search Regexは全記事内の文字を一括置換できるプラグインです。
本ブログでは吹き出しをよく使うのですが、筆者は気分屋なので画像やキャラクターの名前をよく変えたくなるんですよね。
吹き出しとは以下のものです。
吹き出しの画像やキャラクターの名前を変えたい時に、Search Regexを使えば過去記事の吹き出しを一気に変更できるのです。
例として吹き出しの話をしましたが、他にも使い道はありそうですね。
まとめ:プラグインの整理は定期的にしよう
繰り返しますが、プラグインを入れれば入れるほどデータベースの容量を圧迫します。
データベースにあるデータ量が大きくなるとサイトを表示させる時に読み込むデータ量が大きくなります。
データ量が大きくなると全てのデータを読み込むのに時間がかかります。
それはサイトの表示速度を遅くする原因の1つになります。
これを機にあなたのインストール済みプラグインの一覧を見てみてください。改めて見てみると「これは要らないなぁ」と思えるプラグインが見つかるはずです。
そんなプラグインは思い切って削除してしまいましょう。
今後、筆者はプラグインを1〜2カ月に1回くらいはメンテしようと思ってます。
データベースをキレイにすることで、結果的にアクセスアップに繋がりますので。