おサイフケータイってよく聞くけど実際どんなものなんだろう?
おサイフケータイって昔から聞いたことがあるかと思いますが、実際どんなものかがイマイチわからない人も多いと思います。
ボクもそのうちの一人で、今回お勉強をしてみたのでわかったことをまとめて紹介してみたいと思います。
おサイフケータイ アプリ
FeliCa Networks, Inc.posted withアプリーチ
おサイフケータイとは
おサイフケータイとは株式会社NTTドコモの登録商標です。
おサイフケータイという携帯電話があるわけではなく、スマホに搭載されたFeliCaチップを利用する非接触型決済サービスのことです。また、その機能を持ったスマホ全般がおサイフケータイと呼ばれることもあります。
[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-point” fontawesome=”fa-check” iconcolor=”#FF8F00″ bgcolor=”#FFF8E1″ color=”#000000″ bordercolor=”#FFE082″ borderwidth=”” iconsize=”150″]おサイフケータイに対応しているガラケーもあります。[/st-cmemo]
おサイフケータイを使うことで、レジでスマホをかざすだけで支払いができたり、ポイントカードの利用ができたりします。また駅の改札でスマホをかざすことで電車に乗れたりもします。
おサイフケータイはクレジットカードやICカードなどの機能をスマホに集約することができる便利サービスになります。
iPhoneにはApple Payがありますが、これはiPhone版のおサイフケータイと考えるとわかりやすいかもしれません。
Androidスマホにはおサイフケータイがあるのに対して、iPhoneにはApple Payがあるという感じになります。
- Androidスマホ ⇢ おサイフケータイ
- iPhone ⇢ Apple Pay
おサイフケータイに対応しているスマホ
自分のスマホはおサイフケータイが使えるのか。
おサイフケータイはどんなスマホでも使えるわけではありません。FeliCaチップが搭載されたスマホのみ使うことができます。
また、iPhoneで使うことはできません。Androidスマホのみの対応となります。
- Androidスマホ 使える◯
- iPhone 使えない✕
FeliCaチップって何?結局どうすればおサイフケータイが使えるかがわかるの?
スマホに以下のマークがついていれば、おサイフケータイが使えますよ。
それならわかりやすいですね!
おサイフケータイでできること
おサイフケータイを使うと何ができるの?
スマホをかざすだけでレジで支払いができたり、ポイントカードにポイントを貯めるたりすることができます。
要するに「カードを出さなくても支払いやポイントカードの提示などができる」と思えばイメージがしやすいのではないでしょうか。
カードってどんなカード?
おサイフケータイに対応しているカードの種類はいろいろあります。大きな分類で言うと電子マネー、会員証・ポイントカード、乗車券・航空券、チケットなどがあります。
おサイフケータイはいろいろなサービスに対応しています。
どんなサービスに対応しているのかを以下に紹介します。
[st-mybox title=”主なサービスの分類” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#727272″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under” margin=”25px 0 25px 0″]
[/st-mybox]
電子マネー |
---|
楽天Edy |
WAON |
nanaco |
モバイルSuica |
スターバックスカード |
iD |
QUICPay |
会員証・ポイントカード |
モバイルdポイントカード |
ゴールドポイントカード(ヨドバシカメラ) |
ローソンモバイルPonta |
東京ドームTDモバイル2 |
モバイルTカード |
スマホサイフ |
ビックポイントケータイ |
モバイルクロネコメンバーズ |
FeliCaポケットモバイル |
乗車券・航空券 |
モバイルSuica |
ANA SKiPサービス |
JALタッチ&ゴーサービス |
チケット |
ticket board |
札幌ドームチケットレスサービス らくスルー |
多くの人に馴染みがあるのは電子マネーやポイントカード、あとは乗車券でモバイルSuicaといったところではないでしょうか。
これらのサービスはカードを提示することで利用するものがほとんどですが、その代わりにスマホをかざすというようにイメージすると少しはわかりやすいでしょうか。
例えば、レジで楽天Edyカードを機械にかざす代わりにスマホをかざすといった感じです。
おサイフケータイを使う3つのメリット
ここではおサイフケータイのメリットについて紹介します。
おサイフケータイを使うと以下のメリットがあります。
- 支払いが楽で速い
- サイフを持たなくて良い
- ポイントがさらにもらえる
おサイフケータイを使うことで買い物が楽になる上にお得というメリットがあるわけです。
上記3つのメリットについて、詳しく説明をしていきます。
レジでの支払いが楽で速い
おサイフケータイを使えばお店のレジでの支払いが楽で速いというメリットがあります。
現金支払いやクレジットカード支払いの場合、まずサイフを取り出さないといけません。
筆者の場合はサイフは鞄に入れていて、取り出しにすごく手間がかかって難儀しています。
しかも筆者の場合はリュックスタイルなので、それはもう面倒で仕方がありません。
一方、おサイフケータイでの支払いであれば、スマホは上着やズボンのポケットに入れていますからすぐに取り出せますよね。
お店のレジでポケットからスマホを取り出すだけで良いのはかなり快適です。
次に現金支払いやクレジットカード支払いの場合は、さらにサイフから現金やクレジットカードを取り出さないといけませんよね。
おサイフケータイであれば取り出したスマホを機械にかざすだけで支払いが終わります。
おサイフケータイはポケットからスッと出してピッとかざすだけ。
このテンポで支払いができるので楽で速く快適なのです。
従来 | おサイフケータイを使うと |
---|---|
鞄からサイフを取り出さないといけない | ポケットからスマホを取り出せば良い |
サイフから現金やカードを取り出さないといけない | スマホをかざせば良い |
サイフを持ち歩かなくて良い
少し極端ですが、おサイフケータイで支払いをするのであればサイフを持ち歩く必要がなくなります。
筆者もそうですが、男性はプライベートでは鞄を持たない人が多いと思います。
その場合、ズボンのポケットにサイフとスマホを入れますよね。
ズボンがパンパンになって窮屈なんだよね。
おサイフケータイを使えばサイフは要りません。スマホだけ持ち歩けば買い物ができます。
どんな支払方法があるのかわからないところへ行く時は不安になると思うので、少し極端な表現になりましたが、少なくともコンビニなど電子マネーでの支払いができるとわかっているところで買い物をする場合はサイフを持ち歩かなくても良いでしょう。
また、サイフの中には電子マネーのカードやポイントカードが複数入っていることかと思います。
電子マネーのカードもおサイフケータイと同じように機械にかざすだけで支払いができるものではありますが、複数のカードを同じところに入れておくと磁気の影響によりカードが反応せず使えない時があります。場合によってはその影響でカードが壊れることもあります。
この問題に関してもおサイフケータイを使うことで解消できますよね。
スマホの中にアプリという形でいろいろな電子マネーやポイントカードを入れておくことができるので磁気の問題はありません。
従来 | おサイフケータイを使うと |
---|---|
サイフとスマホを持ち歩かないといけない | スマホだけ持てば良い |
カード同士で磁気による動作不良が起こる | 磁気による動作不良が無くなる |
さらにポイントがお得に
こちらはおサイフケータイのメリットというよりは電子マネーのメリットになりますが、電子マネーを使うことでクレジットカードを使うよりもポイントがたくさんもらえます。
電子マネーの中にはプリペイド型と言われる、使う前にお金をチャージしないといけないものがあります。例えば楽天Edyなどはチャージが必要です。
クレジットカードを使って電子マネーのチャージをする場合は、クレジットカードのポイントがもらえます。
つまり、クレジットカードでチャージした時のポイントと電子マネーで支払った時のポイントがもらえてポイントの二重取りができるということになります。
従来 | おサイフケータイを使うと |
---|---|
クレジットカードのポイントしか貰えない | クレジットカードと電子マネー決済でポイントが二重取りになる |
おサイフケータイのデメリット
次におサイフケータイを使うことによるデメリットを紹介します。
以下に筆者が思うところを書きますが、おサイフケータイが使えない時くらいは現金で払えば良いと思えば大したデメリットではないと思っています。
元々無かった便利さやお得さが、たまに無くなるだけです。
スマホの充電が無くなったら使えない
おサイフケータイはスマホを使った支払いですので、当然スマホの充電が無くなったら使えません。
出かける前にスマホの充電は十分しておきましょう。
でもおサイフケータイを使わなくてもスマホの充電は気にしますよね。普通にスマホを使っていれば大きな問題ではないと思います。
おサイフケータイを使う時にうっかりスマホの充電を切らしていた…という時は困るかもしれませんね。
アプリのアップデート中は使えない
おサイフケータイはアプリをインストールして使うのですが、アプリやソフトウェアのアップデート中はおサイフケータイを使えません。
いざ支払いをする時にアップデートを余儀なくされて、アップデートを待っていられない時があります。
その場合は仕方なく現金で払うのですが、思いもよらぬ事態であり他のお客さんを待たせてしまっているプレッシャーで心苦しくなってしまいます。
結局サイフを手放せないんじゃないの?
結局サイフを手放すことに不安を感じるかもしれませんが、こんなことは滅多にありません。
「たまにこんなことがある」というくらいで思っておけば良いと思います。
スマホを紛失した時のリスクが高くなる
おサイフケータイを使っているとスマホを無くした時や盗難にあった時にリスクがあります。
スマホを無くすということは同時にサイフを無くすと言っても過言ではありません。
ちなみにスマホのロックだけでは盗難防止にはなりません。
おサイフケータイはスマホの電源を切っていても使えてしまいます(充電切れでは使えません)
つまりスマホの電源を切っていてもおサイフケータイが使えるということは、電源が入っていてロックがかかっている状態では当然使えるということになります。
これはおサイフケータイを使うために搭載されているモバイルFeliCaの話になりますが、スマホの電源を切っていてもスマホ自体がFeliCaに電源供給をしているのでFeliCaが機能しているのです。
ただし、スマホの設定により電源を切った状態でのFeliCaの利用を制限したり、遠隔でFeliCaへの電源供給を停止することができるので、そういった知識があれば紛失のリスクを軽減することは可能です。
そもそも充電が切れているわけでもないのにスマホの電源を切るシチュエーションはあまりないと思いますので、あらかじめ設定を変更しておくと良いかもしれませんね。
【大阪人限定】PiTaPaが対応していない
筆者は大阪人で電車などに乗る時はPiTaPaを使っているのですが、PiTaPaはおサイフケータイに対応していません。
大阪人ならわかって頂けると思いますが、PiTaPaはかなりお得で使い勝手が良いですよね。
会社から通勤定期代が支給されていてもPiTaPaを利用する人がほとんどだと思います。
PiTaPaを使っている以上、ポケットには必ずスマホとカードケースを入れないといけません。
PiTaPaを使う人にとって、カードを持たずにスマホだけの運用が実現するのは現状期待できないでしょう…。
まとめ:おサイフケータイとは
おサイフケータイについて理解は深まったでしょうか。
本記事で紹介したおサイフケータイについての情報をまとめると以下のようになります。
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- おサイフケータイとはNTTドコモの登録商標。
- FeliCaマークのスマホで使える
- iPhoneでは使えない。Androidスマホのみ。
- 「電子マネー」「会員証・ポイントカード」「乗車券・航空券」「チケット」などのサービスをスマホをかざすだけで使える
- おサイフケータイでの支払いは「楽」「速い」「お得」
- スマホの充電が切れたら使えない
- スマホのアップデート中は使えない
- スマホを紛失した時のリスクが高くなる
- PiTaPaが対応していない(大阪人にとって辛い)
[/st-midasibox]
使ってみないとわかりにくいですが、おサイフケータイを使えば快適です。
次にスマホを買い換える時はおサイフケータイ対応のものを買ってみよう!
おサイフケータイ アプリ
FeliCa Networks, Inc.posted withアプリーチ