読書感想

【KindleUnlimited対象】漫画「女帝花舞」が面白い。舞妓の世界が覗けて人生も考えさせられる作品。

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少し前から読んでいるのですが、漫画「女帝花舞」が面白い。

女帝花舞|amazon

おすすめ度

花舞は2002年〜2007年に週刊漫画ゴラクに掲載されていた作品で、前作「女帝」の続編となっており、女帝の主人公である立花彩香の娘「明日香」が主人公の作品です。

女帝では彩香が高校生の頃から始まり銀座の女帝にのし上がっていく様子が描かれていたが、花舞では明日香が京都で祇園の女帝を目指す物語となっています。

銀座の女帝である母・彩香と同じように、舞妓(芸妓)として芸能・極道・政治など各界の著名人と交わり祇園で女帝を目指します。

読み出すと止まらなくなるくらいに面白い作品で、しかもAmazonのKindleUnlimitedで全28巻が読み放題です。

普通に全巻を購入すると1万円以上はするんですけど、KindleUnlimitedは月額980円ですから女帝花舞(女帝を読んでいなければ女帝も)だけを読んでも十分にもとが取れるサービスだと言えるでしょうね。

Amazonのサービスですから怪しいものでもありませんしね。

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KindleUnlimitedの宣伝はこれくらいにして、花舞を読んで感じた魅力を書いてみようと思います。

 

舞妓や芸妓の世界観が味わえて面白い

京都の祇園といえば舞妓。庶民であれば祇園の街を歩くことは出来てもお茶屋に入ることはできない(一見さんは不可)ので、舞妓の世界が実際どんなものなのか、想像程度でしかわかりませんよね。

そもそも舞妓舞妓と言いますが、舞妓とは20歳までの芸者として駆け出しの若い女性のことを言うようです。20歳になると「襟替え」をして「芸妓」となり初めて一人前になれるらしいです。

また、舞妓や芸妓といえば京都では「祇園」というイメージですが、京都には五花街というものがあります。

五花街には、先斗町(ぽんとちょう)・上七軒・宮川町・祇園甲部・祇園東があって祇園甲部や祇園東のことを祇園と言っているのではないでしょうかね(よくわからないけど)

何にせよ、庶民でも馴染みのある先斗町にも舞妓がいるというのを初めて知りましたし、舞妓や芸鼓のことが少しでも漫画を読みながら知れるというのは、なかなか面白いものですよ。

アダルトシーンがやや多め

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女帝と同様に花舞でもアダルトシーンがやや多めの作品となっているので、その辺は注意が必要。私も家族がいる場所や電車の中では見ないようにしています…。

まぁでも正直、男たるものアダルトシーン見たさについつい読む手が止まらなくなってしまうこともありますよねぇ…。

少しネタバレしますが、主人公・明日香がスケコマシのテクニックにのめり込んでしまう話があるのですが、その時だけはおっちゃんも読むスピードが尋常じゃなく速くなりましたね、普段は本を読むのは遅い方なんですけど(笑)

でも女帝の時もそうでしたけど、明日香(女帝では彩香)がおっさんに抱かれるシーン、あるいは抱かれるであろうことが想像できる雰囲気になった時に「頼むから抱かれるなよ!」と強く願ってしまう。読んでいるうちに気がつけば明日香ファンになっているのです(笑)

漫画の中の人とはいえ、どうせ抱かれるなら立派な男に抱かれてくれという切ない気持ちが出てくるくらいに女帝花舞はのめり込みますよ。

生きるモチベーションを与えてくれる作品

明日香はとにかく女帝を目指すのにまっすぐで、稽古場での踊りの練習に日々明け暮れています。

祇園の女帝になるために悩み、苦難を乗り越えていく。そんな彼女の様子を見ていると「生きてるなぁ!」っていう感じがする。

とにかく苦しくても頑張ることが生きるということだし、素敵な人間になるために必要なことなんだと思わされたりします。

私もいい歳のおっちゃんですが、歳だからと諦めずに今からでも野望を持っていっちょ頑張ってみるか、という気にさせられます。いずれ京都のお茶屋や高級クラブで遊べるおっさんになってやる!

【ちょっとネタバレ】ラストは・・・

以下はネタバレになるので、これから読もうと想っている人は読み飛ばしてもらった方が良いかもしれません。

女帝花舞は、高校を中退して身1つで東京から京都に飛び出した明日香が、祇園で女帝になる為に舞妓・芸妓時代を必死に駆け抜ける話なのですが、最後はほっこりとした感じのハッピーエンドになります。

少し具体的に言うと、銀座の女帝・彩香(母)と祇園の女帝・明日香、その他二人を取り巻く家族や旧友などなど、全員揃って幸せに暮らしましたとさ…というエンディングになります。

女帝を目指し過酷な人生を送ることになりますが、最後はやっぱり家族を持って(結婚をして)子を産み、みんなでいられることが幸せだというオチになります。

そんなエンディングを見て私自身も考えさせられました。お恥ずかしい話、私には家族がいながらも、まだまだ自分がやりたいことをやっていたいという我儘な気持ちがあります。

でも人生でやりたいことと言い出したらきりが無いし、やりたいことをやっていると家族を放ったらかしにしているようで息苦しい。だから私もいい歳ですし、ここらで家族を第一に考えて行動するようにしないといけないかなぁと思いました。

たかが漫画、されど漫画。

私は40歳のおっちゃんですが、女帝花舞を読んだことで人生についていろいろと考えさせられ良い刺激を与えてもらえたと思っています。

ほんまに面白いで!この漫画!

女帝シリーズは他にもたくさんある

実は女帝シリーズには以下のようなものがあります。

↑全てamazonのリンクになっています。

女帝由奈と女帝NEO・美姫はちょっと色が違う気がする(かなり現代風)のですが、同じ倉科遼氏の作品ということで紹介しておきます。

私はこの記事を書いている時点では花舞まで読んでいますが、薫子くらいまでは読もうかなと思ってます。

薫子まではKindleUnlimitedの対象なので。由奈と美姫は対象外で有料になるし、ちょっとおっちゃんが読むにはこっ恥ずかしい雰囲気を醸し出している気がするので、しばらくは読まないかなぁと思っています。

何にしても女帝花舞は京都の祇園で女帝になる為に人生を駆け抜ける明日香の生き様であったり、庶民であればあまり関わることがない舞妓の話であったり、あとはおっちゃんには嬉しいちょっとしたアダルトシーンがあったりと、面白い作品となっています。しかも自分の人生についても考えさせられる素晴らしい漫画です。

女帝花舞を読むのであればKindleUnlimitedがお得です。月額980円だけで全巻読み放題です。さらに女帝も読み放題の対象ですから、女帝→女帝花舞の順に読むと良いでしょう。その後は女帝薫子も。

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