先日28インチのゲーミングモニターを購入して、ついでにパソコンデスクも新しくしたくなっちゃったので、思い切ってDIYやっちゃいました!
今回のパソコンデスクのDIYの価格はざっくりでトータル1万7千円くらいはかかったかもしれませんが、求めていたサイズとデザインのものが作れたので満足しています。
2万近く出せばパソコンデスクが買えるでしょうけど、自分の部屋に合うサイズにカスタマイズできるところがDIYのメリットかなと思います。
参考になれば幸いです。
DIYパソコンデスク作成の準備
寸法を測る。拘ったポイントなど。
まずは寸法を測りました。
幅、奥行き、高さですね。
僕の場合は、幅は部屋の幅一杯に、奥行きはたっぷり欲しかったので600mmに、高さは窓際に置くので窓枠と合わせる感じで考えました。
- 幅:部屋の幅一杯
- 奥行き:600mm
- 高さ:窓枠に合わせる
僕が特に拘ったのは奥行きです。
奥行きが短い机は狭い。
今まで使っていた机は奥行き500mm程だったのですが、それでは狭かったです。
個人的にはパソコンのキーボードを使う時に肘がパソコンデスクに乗るくらいに奥行きがあれば良いのに…と思っていたんですよね。
あとは、奥行きが短いとパソコンのディスプレイの圧迫感がすごいんですよね。
もはや、ノートを広げたりノートパソコンを開くスペースがなかったんですよ。
あと、パソコンデスクを作る前は考えていなかったけど、結果的によかったのは高さが窓枠と合わせられたこと。
窓枠と高さを合わせることで、窓枠部分のスペースが有効に使えるんですよ。
窓枠と高さを合わせることで奥行きを広く使えるんですよね。
詳しくは後で紹介しますが、今回僕が用意した脚は高さの微調整ができるものだったのでかなり便利でした。
実は適当に買ったらたまたま高さ調整ができるタイプだったんですけどね(笑)
ちなみに窓際にパソコンデスクを置いたら窓の開け締めがしにくいんじゃないかっていう疑問を持つかもしれませんが、うちはマンションで窓の向こうが通路になっているので基本的に窓を開けないんですよね(窓を全開すると部屋の中が見えてしまう)
換気をする時は部屋の中がほぼ見えないくらいに少しだけ窓を開けるようにしています。
窓際にパソコンデスクを置いても全然問題はありません。
材料を揃える
寸法を確認したら材料を揃えます。
今回用意したものは以下の通り。
- 天板
- 脚
- ワックス&捨てても良い靴下
- 電動ドライバー
- 手袋
- 紙ヤスリ
今回、足りないものは全てコーナンで購入しました。
天板
今回購入した天板は幅:2100mm、厚さ:25mm、奥行き600mmのスプルース集成材という板です。
コーナンで4,000円程度だったと思います。かなり安い。
先述しましたが、奥行きが長いと広くて便利です。
今回600mmの天板を購入しましたが、この長さで充分でした。
ちなみに幅が2100mmとかなり長いので購入後にカットしてもらいました。
コーナンでは1カット30円(だったと思う)でやってくれます。所要時間は1分もかかりません。一瞬で終わります。
あと、僕はモニターアームに憧れていて何れは付けたいと思っているので、板の厚みもチェックしていましたが、一応25mmあったので大丈夫かなと思ってます。
最後に、天板はかなり重たくて持ち帰るのが大変だったので、急がないのであればネットで買った方が良いと思います。
Amazonであれば、以下のようなサイズ指定ができる商品が売られているので、こちらを購入してみるのも良いかもしれません。
参考までにリンクを載せておきます。
脚
パソコンデスクの脚はコーナンで適当にオシャレそうなものを購入。
購入したのは「Ironna 丸脚金具 690」になります。
使ってみるまでわからなかったのですが、この商品は長さの微調整ができるのでかなり便利です。
あと、ちゃんと天板に取り付ける為のネジが付属されています。
ネジが付属されているかどうかは確認しておいた方がよいと思います。
もし付属されていなかったら別途購入しないといけないので。
この商品も4本持つとなると結構重たいので、急がないのであればネットで購入した方が良さそうです。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも購入できますよ。
以下にリンクを載せておきます。
ワックス&捨てても良い靴下
ワックスは「ターナー色彩 オールドウッドワックス 350ml アンティークグレー OW350006」を購入しました。
このワックスを選んだ理由は、単純にアンティーク色が好きだったというだけです。
あとワックスを塗る為に、捨てても良い靴下を用意しました。
今回用意したワックスは刷毛(ハケ)で塗れるようなワックスではなく布で塗っていく感じのものだったので、捨てても良い靴下を使うことにしました。
使い終わったら捨てれば良いですからね。
こういう時に要らないものを利用すると処分もできて一石二鳥です。
電動ドライバー
天板に脚をネジ止めしないといけないのですが、電動ドライバーがなかったら正直キツイと思います。
普通のドライバー(手で回すやつ)でも回せるとは思いますが結構しんどいと思います。
僕はもともと電動ドライバーを持っていたので購入の必要はなかったのですが、DIYをするなら電動ドライバーは1本持っておいても良いと思います。
作業効率が全然違いますからね。
ちなみに僕が使ったのはマキタの「ペン型インパクトドライバー TD022DZW」になります。
僕は電動ドライバーに詳しくはありませんが、電動ドライバーと言えばマキタは有名なので、迷ったらマキタを選べば無難だと思います。
僕が使っているマキタの電動ドライバーのリンクを以下に載せておきますので、参考にして頂ければと思います。
手袋
手のひら側に滑り止めのゴムがついている手袋を用意しておくことをおすすめしておきます。
滑り止めのゴムがついていると重たい天板を簡単に持ち上げられます。
あと、単純に手が汚れたり怪我をするのを防げるので手袋は用意しておいた方が良いと思います。
安いものだと200円くらいで売っているので、使った後は洗うのが面倒なら捨てても良いと思います。
紙ヤスリ
我が家は小さな子どもがいるので、角が尖ってると危ないし、僕自身が手を引っ掛けて怪我するのも嫌だったので紙ヤスリで角を滑らかにしました。
天板の表面のザラつきも紙ヤスリで滑らかにできますが、必要に応じてで良いと思います。
気をつけた方が良いのは、中途半端に紙ヤスリで擦ると表面に小さな傷がワックスを塗布した後に浮き出てきて格好悪くなります…。
徹底的にヤスリをかけて消える傷かどうかも実際にはわかりませんが…。
今回はワックスを2度塗りして色を濃くすることで対処しました。
紙ヤスリには目の粗さがあって、今回僕が使った紙ヤスリは#100と#180でした。
数字が小さい方が目が粗く、数字が小さい方から順番に使います(今回だと#100→#180)
紙ヤスリは安いものだと、1袋100円台で売ってたりします。
DIYパソコンデスクの作成
材料を揃えたら作成に入ります。
最初に言っておくと、ワックスを乾かすのに4〜5時間はかかると思うので、1日で完成させたいのであれば早めに着手した方が良いと思いました。
1日で仕上げるなら朝早い時間にワックスを塗り終えて、午後から組立てと設置と考えた方が良さそうです。
↓全体の工程は以下のような感じで、パソコンデスクのDIYはやることが少なくてかなり簡単です。
- 天板のヤスリかけ
- ワックスを塗る
- ワックスを乾かす
- 脚の取付け
- 設置
僕はそういう下準備を面倒くさがるタイプなので、上の画像を見ればわかると思いますが、かなり新聞紙の量が少なかったです…(何だったら天板がはみ出てるし)
本当はもっと余裕を持ってたくさん敷いた方が絶対に良いです。
セットが完了したら、紙ヤスリを使って天板の表面と角を滑らかにしていきます。
先述の通り、ここの工程で手を抜くとワックスを塗った時に紙ヤスリの擦り傷が浮き彫りなってきます…。
ていうか、今回張り切って天板に紙ヤスリをかけましたが、正直やらなくてもよかったような気がしています。
そこまで天板の状態が悪かったわけではなかったので。
最初に表面を触ってみて許容範囲なら、紙ヤスリはかけなくても良いんじゃないかと個人的には思いました。
ただし、角はとっておいた方が良いと思いますが、それも好みの問題かもしれませんね。
僕は単純に危ないので紙ヤスリを使って角をとっておきました。
天板を整え終わったら、ワックスを塗っていきます。
全体に満遍なく塗っていきます。
先述の通り、ワックスを塗り終わると紙ヤスリの跡が目立ってしまいました。
かなりショックだったんですけど、ワックスを2度塗りしたら目立たなくなりました。
2度塗りは、ワックスを1回塗った後にしっかりと乾かしてから2回目を塗らないとダメだと思います。
1度でたっぷりとワックスを塗ってもあまり意味がないように感じました。
要するに色を濃くしたかったら2度塗りが必要っぽいです。
今回用意した「ターナー色彩 オールドウッドワックス 350ml アンティークグレー OW350006」の場合は、乾燥時間が1〜2時間となっているので、2度塗りをすると乾燥だけで2〜4時間必要ということになります。
ワックスの乾燥には時間がかかるので、1日で仕上げたいなら朝からワックス塗布をしておいた方が良いんですよね。
ワックスが乾いたら後は脚を取り付ければ完成です。
天板への脚の取付け位置ですが、ギリギリ端に取り付けるよりは少し内側に付けた方が格好良いと思います。
今回は端から30mmの位置につけてみました。
キレイに取付けられました。
ちなみに初心者はドリルでネジ穴をあけた方がネジ止めが安定すると言われるようですが、僕は穴をあけずにいきなりネジ止めをしましたが大丈夫でした。
一応僕なりのコツを言うと、最初に全てのネジを仮止め(途中まで回す)してから本止めすると良いと思います。
1本目でいきなりガチガチに止めてしまうと位置がズレたりするし、やり直しの時に大きなキズになってしまうと思うので、最初は全部のネジを仮止めした方が良いです。
これでパソコンデスクは完成です!
DIYパソコンデスクを設置
設置した状態がこちらです。
早速モノで溢れかえっております…。
幅1500mm、奥行き600mmのパソコンデスクは広くて快適です。
ディスプレイを2台置いても手前のスペースはかなり余裕があります。
ここまで広いと憧れのモニターアーム要らんやないか…って思ってしまうくらいです。
初めてDIYをやってみましたが、次はもっとクオリティの高いものを作れるんじゃないかなぁと勝手に思ったりもしています。
また気が向いたらDIYに挑戦してみたいと思います。
最後に今回準備したものを以下にまとめておきますね。