結婚を機にマンションを購入して早いもので6年が経ちました。
マンション生活自体は結婚前もしていたので、マンション生活歴は10年以上になりますが、賃貸と分譲では住んでいてやっぱり思うことが違います。
最近、妻と今のマンション生活の不満について話していたのですが、これは良いネタだと思い本記事を書いてみることにしました。
実際に住んでみてわかった分譲マンションのデメリットを5つ紹介してみたいと思います。
分譲マンションのデメリット①|隣人問題
マンションといえば隣人の問題。分譲マンションでは下手をすると一生のお付き合いになるので、些細な不満でも一生不快な想いを持ち続けることになりかねません。
我が家の場合も隣人に対して不満を持っています。
以下のような不満です。
- バルコニーでバーベキューをされて匂いがキツい
- バルコニーでたばこを吸われて匂いがキツい
- 夜中にバカ騒ぎされてうるさい
バルコニーでタバコやBBQをする人がいます。何が問題かというと、お隣さんがそれをした場合、部屋の中に臭いが入ってきたり洗濯物に臭いがついてしまいます。
せっかくキレイにした洗濯物にタバコやBBQの臭いを付けられると非常に不快な想いをすることになります。
また、夜中にバルコニーで馬鹿騒ぎをされる時もあります。クレームを入れようと思ったこともあります(入れてないけど)
寝ているときに隣で馬鹿騒ぎをされて目が覚めるとやり切れない怒りが込み上げてきますよ。夜中に騒ぐことが周りの迷惑になるとわからないのか、わかっていながらやっているのかはわかりませんが、いずれにせよ私はお隣さんの神経を疑わしくてなりません。
隣人問題については防ぐ術がないと感じています。お隣さんと直接話をすると角が立ちそうだし、うちのマンションの場合はこの手の話はマンションの管理外なので取り扱ってもらえませんし…(実際に管理人に相談をしましたがダメでした)
分譲マンションなので下手するとお隣さんとは一生の付き合いになりますから、ここで対応を間違えてしまうと、この先お互いに不快感を抱えたまま生活をしていかないといけません。とはいえ、このまま黙っているのも癪に触るというジレンマに苦しまされます。
お隣さんがどんな人になるかは運です。お隣さんは選べない!
分譲マンションのデメリット②|共有物の扱いが荒い人がいる
マンションにはいろいろな人が住んでいます。お年寄りから小さな子供まで。
うちのマンションでは、通路のドアノブが取れそうになってオートロックが不能になったり、駐車場の入り口のチェーン(住民以外進入禁止のチェーン)が切れたりと、わざとではないのでしょうが個人的には「ちょっと扱いが雑過ぎるんじゃないの」って思ってしまうことが多々起こります(どうしたらこんなことが起きるんじゃあああ!)
共有物が壊れて私にどんな影響があるのかというと、毎月我々が支払っている管理費がその修繕費に当てられるわけです。そこで管理費が使われてしまうと、管理費が無駄に上がり兼ねないというストレスを感じてしまうのです。
ドアノブが取れかけるとか、駐車場のチェーンが切れるとか私には理解ができない事象ですが、もしかすると子供やお年寄りがしたことかもしれません。
もし仮にその現場を目撃したとしても、今後を考えると人間関係がこじれるのは御免なので何も言えないでしょう…。
とにかく私はマンションの共有物が壊れているのを見るのと、いろいろなことを考えてしまうのでストレスになってしまうのです。
分譲マンションのデメリット③|駐輪場で自転車を雑に扱われる
これは先日妻が漏らした不満なのですが、うちのマンションにはいくつかの種類の駐輪場がありまして、その中の1つに駐輪スペースが決まっている駐輪場があります。わかりやすく言うと車の駐車場には車を入れる枠がありますよね。あれの自転車版です。
妻もその駐輪場を使っているのですが、妻の左隣に停めている人が自転車を出すときに妻の自転車をその反対側(右隣)の人のスペースにズラしてから自転車を出して、妻の自転車をそのまま放置してしまうらしいのです。
そうすると、右隣の人に妻が疑われて謂れ(いわれ)のないクレームをもらうことになりかねません。「何でうちが責められなあかんのじゃあ!なめとんかい、ワレえええ!」とまだ責められているわけでもないのに憤怒しているわけです。
妻は対策として、自分の自転車に「動かしたら元に戻してください」と書いた紙を貼ると言っていますが、まぁ現実的な対策にはならないでしょう。
自転車を使う時にその紙はどうすんねん…。
また、駐輪場が狭く隣の自転車との距離が近過ぎる、というか両サイドの自転車に挟まれているくらいで、お隣さんに破壊されている自転車もチラホラ見受けられます。
マンションの駐輪場にキレイなお気に入り自転車なんかバカバカしくておいていられません…。
ちなみに私の自転車は立体駐輪場の上に置いていて、隣との距離が充分になるので他人に触れられることはありません。
私の自転車はロードバイクで片手でも簡単に持ち上げられるくらいの重さなので、立体駐輪場の上でも難なく利用できますが、ママチャリだとちょっと厳しいと思います。
分譲マンションのデメリット④|一生管理費を払わないといけない
ローンが終わっても管理費だけは住んでいる以上、一生払い続けないといけません。
うちのマンションの場合、1年目は月々8,000円くらい、20年後くらいには月々2万円以上払わないといけません。
知らない人もいると思うのですが、分譲マンションの管理費は年々上がっていきます。
私の場合は、購入時の見積もりでは管理費が1年目の価格で提示されており、契約後に管理費が年々上がるとの説明を受けました…。
管理費が年々上がる理由は、マンションの経年劣化による破損の可能性やメンテナンス費が必要になるためです。
マンションが古くなればなるほど、いろいろな修繕費がかかるようになるからですね。
これから分譲マンションの購入を考えている人は、管理費が年々上がっていくことを頭の片隅に置いておいてもらいたいと思います。
分譲マンションのデメリット⑤|駐車場から部屋までが遠い
マンションによっては部屋がある棟とは別に立体駐車場があったりします。
小さなマンションであれば、マンションの1階が駐車場になっていて車を降りたら近くにエレベーターがあってそのまま部屋のあるフロアまで上がれるということも出来るのでしょうが、大きなマンションの場合は立体駐車場から部屋がある棟まで少し距離があります。
大きなものや大量に買い物をして車で持ち帰った場合、部屋まで荷物を運び込むのが大変です。
また、小さなお子さんがいる家庭ではベビーカーを使ったりもするでしょう。立体駐車場で2階より上の場合、エレベーターがついていなければ片手で子供、もう片方の手でベビーカーを抱えながら階段を登り降りしないといけません。さらに買い物の荷物があったら…。
部屋と駐車場が離れていると、こういった感じで不憫を感じることがあります(ただ、慣れてくるんですけどね)
まとめ
マンションはある意味共同生活です。
几帳面な人もいれば、細かいことを気にしない人もいます。
自分にとって不満に思うことを他人が悪気なくやってしまうこともあるでしょう。
誰が悪いと言い切れない不満ばかりなので手が打てないのが辛いところです。
分譲マンションでの生活には、そういった解決が難しい不満ばかりで、しかもそれらの不満と一生付き合っていく覚悟が必要です。