僕の周りには結婚に踏み切れない人がたくさんいます。
結婚に踏み切れない人は彼女を作りはするものの「結婚って面倒くさいよなぁ」という一言を言い放って、結婚について考えることをやめてしまう風潮があるように思います。
それは、結婚をするメリットがわからないからだと思うんです。
既婚者から結婚生活の悩みや愚痴はたくさん聞いていると思います。
悪い話ばかりを聞いているから結婚のメリットが、かすんでしまっているのでしょう。
だから結婚に踏み切れないんだと思います。
たしかに結婚生活には苦しいこともありますが、こんな僕でもいろいろなことを乗り越えて、結婚から早5年という年月が経ちました。
この記事では、5年間結婚生活を送ってわかった結婚のメリットを書いてみたいと思います。
結婚に踏み切れないあなたの参考になってもらえたら幸いです。
結婚のメリットその①:子供と一緒にいる喜びを感じられる
結婚の最大のメリット、それは子供と人生を共にできることです。
僕としてはこれ以上のメリットはありません。
当たり前の話をしますが、子供を作ることは夫婦でなければ許されません。
恋人同士や愛人関係では子供を作ることは許されませんよね。
子供の話をすると、妻が妊娠をした時から始まります。
妻が妊娠したことがわかって、出産の予定日が近づくにつれてすごく不思議な感覚を覚えるようになります。
妻が妊娠した時に、
- 数カ月後には、この家にもう1人家族が増える
- うちが賑やかになる
- 自分達の子供はどんな顔をしてるのだろう
といろいろなことを思っていて、心の底から楽しみにしていたのを覚えています。
そして出産の時。
感動のあまり何が何だかわかりませんでした。
初めて我が子を抱いた時に、その弱々しい身体で子供がくしゃみをしたものですから、くしゃみのショックで心臓が止まりはしないかと心配をしたものです。
結婚をすると、こんな不思議で神秘的な体験が出来るんですよ。
出産の話だけで長くなってしまいましたが、子供と居る時間は本当に幸せで、子供の未来まで楽しみにしていたりします。
子供が立ち上がるようになり、歩くようになり、話をするようになり、幼稚園・小中高校・大学・社会人となっていく過程をこれから身近で見ていられるかと思うと楽しみでなりません。
子供の成長を楽しみに僕は生きています。
子供は僕たちに生きるチカラを与えてくれます。生きたいと思わせてくれます。
何を目指して生きていけばいいんだろうと思っていた僕を子供が救ってくれました。
結婚のメリットその②:人を受け入れられる寛容な人間になれる
結婚をする前に僕はこう思っていました。
結婚生活には辛いことだってあります。
ぶっちゃけた話、その辛いことを受け入れざるを得ません。
でも、それが自分を成長させてくれるんです。
また子供の話になりますが、育児というものにすごく考えさせられます。
子育ては、学校の後輩や会社の部下にモノを教えるのとは違います。
誤解を招く表現かもしれませんが、我が子のことになると本気になります。
子供のためにはどうしてあげるのが一番良いのかと、常々考えています。
今のところの僕の結論は「夫婦が円満でいること」が、子育ての最適解だと考えています。
ニュースを見ていると、事件の背景には家庭環境に問題があることが多かったりします。
お金持ちではないので贅沢はさせてあげられませんが、少なくとも居心地の良い家にしてあげないといけないと考えています。
居心地が悪いと、子供が家に帰らなかったりして事件を起こしがちです。
そして、家庭環境を壊す一番の原因は夫婦仲が悪くなることだと思います。
僕は子供のことなら何でも許す自信がありますが、妻のことになると、やはり他人なのか許せないことがあります。
でも、家庭環境を壊さないため、ひいては子供のために人を許すという心を持たないといけないと思うようになりました。
人を許すことを僕がやってみせることが子供にとって良い教育になると思うし、夫婦円満に繋がるとも思っています。
独身の人は、こういうところが面倒くさいと思っているのではないでしょうか。
でも「子供のため」という理由が出来ると、こうやって許さずにはいられなくなります。
許すというと言葉が悪いですが、言い方を変えると「人を受け入れられるようになる」ということです。
結婚生活を送ることで、人を受け入れられるような心の豊かさを得ることが出来ました。
これは人の成長の1つの例に過ぎませんが、独りの生活では得られない成長が結婚生活にはあって、それが自分を一回りも二回りも大きな人間にしてくれるのです。
結婚のメリットその③:心を許せる家族ができる
独身でいる時に僕はこんなことを思っていました。
まぁ、心を許せる友人がいないというところは置いておいてください。
でも結構こういう人いるんじゃないでしょうか?
そういった友人は、僕が思うに歳を重ねれば重ねるほど居なくなっていくと思います。
話を戻しますが、心を許せる人がいないと思ってしまうと自分の存在価値が感じられなくなってしまいませんか。
僕は、自分 はこの世の中に居なくてもいい人間だと思ってしまいそうでした。
本気で心を許せる人がいないと思うと、最終的には「生きている意味が無い」というところに行き着いてしまいます。
でも結婚をして妻ができると、いつも行動を共にするようになります。
いつも一緒にいることが当たり前になって、自分にはこの人が居てくれていると思えるようになると、自分の存在価値とか生きている意味とか、そんなどうでもいいことを考えないようになるんですよ。
家族ができると、そんなつまらないことを考えている暇はありません。
男性は家族を生活させるために、お金を稼がないといけませんし、妻や子供のケアももちろんしなければいけません。
これだけを見ると「結婚って結局しんどそうだし、ちょっと重たいわ」と思うかもしれませんが、先ほど説明した通り「子供のため」であったり「妻のため」という確固たる目的ができると、これを辛いと思うのではなく「自分の使命」だと思うようになります。
つまり、生きる目的が明確になり余計なことで悩まなくなります。
心を許せる家族がいると、心の底から「自分は独りではない」と思えるし、余計なことで悩むこともなくなるんですよ。
最後に:独身男性のあなたに言っておきたいこと
結婚において、男性は女性を幸せにしないといけないと思いがちです。
しかし、男性にとっての結婚は間違いなく自分自身のためのものです。
少し厳しいことを言うと、僕の周りの独身男性は結婚に対して腰が引けている感じがあります。
「面倒くさい」という発言は「責任を抱えたくない」と言っているように聞こえますし、その裏には「男性が女性を幸せにするもの。そのためには男性がいろいろな我慢をしないといけない」と思っているような節もあります。
そんなことを考えずに思い切って「俺についてこい!俺にはお前が必要なんじゃ!」という姿勢を見せてみてはどうでしょうか(本当に言う必要はないと思います)
独身男性にはそういった気持ちが、どうも見受けられません。
「ついてこい」とも言わないし「面倒だから他あたってくれる?」ときっぱり断ることもしないのが、僕の周りにいる独身男性です。
とはいえ僕は、結婚をすることが必ずしも幸せとは思いません。
本気でやりたいこと(目標)があって、結婚がその足かせになるのであれば結婚をしても幸せにはなれないこともあるでしょう。
そして、そういう人は「結婚をしない」という決断をはっきりとするはずです。
「面倒くさい」ということを理由にする人は「面倒くさくなければ結婚をしても良いかも・・」という煮え切らない考えになっています。
そういう自分から抜け出したいと心の奥底では思っているはずです。
理由があって独身でいるのであれば、それでも良いでしょう。
でも理由もなく独身でいるのであれば、一緒に居たい人と結婚する決断をしましょう。
そうすれば生きる目的も見えてくるはずです。
といった感じで、結婚には充分なメリットがあるという話でした。
参考までにですが、以下のページで結婚力診断(無料)が出来ます。結構面白いですよ。
自分には結婚は向いていないと思っているかもしれまえせんが、みんな最初はそう思っています。
無料の診断ですから気楽にやってみてはどうでしょうか。結婚に向いているとの結果が出れば気持ちが少しだけ楽になるかもしれませんよ。