7月が終わり、課長になって4ヶ月が経った。
7月を振り返ってみる。
監査の準備に追われる
8月上旬に監査があるということで、7月は日々その不安を抱えながら準備に追われる日々であった。
なにぶん初めてのことなので、何を調べられるのかもわからなかった。
そんなものは社内のどこを調べてもわからないもので。
わかるといえばわかるかもしれないけど、とてもじゃないが理解しきれないほどの情報なのである。
ということで、藁にもすがる思いで経験者にアドバイスをもらうことにしたのだが、それがナイスアドバイスで、かなり的を得た内容であった。
何を準備すべきか、どんな質疑応答があるのか、当日のイメージがしやすいアドバイスであった。
やはり持つべきものは仲間なのである。
こういう立場になると、今までのように一匹狼、一人親方、という働き方では成り立たない。
周りの人達と情報共有をしながらやっていかなければ成り立たないと思った。
支店管理職に不信感
うちの支店の管理職業務は上司ともう1人の課長と私の3人でやる。
支店として完了報告を上げることが多々あるのだが、この報告は一体誰の役割なのか。
基本的には上司だと私は思っている。
課長が課を取りまとめ、上司が課長を取りまとめて報告をするのが筋だと思っている。
もちろん、上司の指示により代わりに課長が報告をするのでも良いと思うが、あくまでもそれは上司の責任ではっきりと課長に指示を出すべきものだと思っている。
そのあたりがいつも曖昧で、個人的に「おいおい、もう期限間近なのに報告出来てないけど大丈夫なのか?」と勝手に不安になり、しゃしゃり出てしまう。
こういったことは気がついた人がやれば良い的な雰囲気があるように感じるが、私にはそもそも誰も気がついていないように見える。
放っておいたら、報告をしないなんてことになりそうである。
開き直って自分の担当だけ終わらせて放っておいたことがあるが、期限ギリギリになって支店全体のとりまとめをやらされるという無茶振りを食らったことがあるので、自分の担当が終わっていても安心はできない。
やっても良いのだが、早めに指示をするとか、そういったことをやって頂きたい。
上司自体が言わなくても誰かがやるだろう・・・と思っていそうで、本当にやりづらくてしょーがない。
上司が上司のやるべき仕事を放棄しているように見える場面が散見されるのが疑問に思えてならない。
好きになれないわ〜今の職場(笑)
相変わらず組織の実行力のなさに悩む
実行力の無さは相変わらずの問題である。
うちの支店だけでなく、どこの支店も同じように見える。
管理職の一番の悩みは、組織の実行力の無さだとつくづく思う。
とにかく動いてくれないので、PDCAが成り立たない。Pで終わる。
実際、Pで止まっているのだが、報告の際にとてもじゃないがそんなことは言えず、あたかも活動をしているように報告をしてしまう。
活動はしているけど結果が出ないと報告するのである。
そうすると、施策が悪いという考えに至り、次の施策を指示される。
その施策も当然Pで終わる。
Pだけの施策が増えていく。
ところで、施策を実行しないのであれば、部下は一体何をしているのか。
サボっているとは思わない。
施策の実行以前に、絶対にやらなければならない仕事に追われているのだと思っている。
要するに目の前にある仕事だけで精一杯なのである。
今の体制で施策をやり切るよう指示をするのは「もっと頑張れ」と言っているだけなのと同義だと思う。
思い返せば、自分の主任時代に管理職が指示した活動をやれていたかというと、そうでもなかった。
やれと言われればやっていたが、面倒くさいので言われなければやらないという感じであった。
自分が管理職になった途端に、手のひらを返したかのように部下に対して「なぜ出来ないのか…」と思ってしまう。
自分自身が納得感を持って出来なかったことを、人にやってもらおうというのである。
そんな自分が嫌になる時がある。
管理職をやる虚しさ
管理職になるまでは、管理職を見て「何て無駄なことに労力を費やす人達だろう…」と思っていた。
管理職は社内報告に追われ、しかも嘘で取り繕った報告をしている。
先にも述べたように、やっていないとは言えないのである。
じゃあやらせれば良いということだけど、部下を動かすのは簡単なことではないのである。
そんなことから、社内報告に誠意を持って向き合っている管理職を見たことがない。
そう思っていたので管理職になるのを敬遠していたが、私は管理職になった。
実際やってみてどうか。
最初の頃はそんなふうになってたまるかと奮闘しようとしていたが、課長になって4ヶ月、早くも社内報告に振り回させている。
部下を動かすことができないし、納得のいく報告もできないしで疲れてきた。
一度くらいは気持ちよく達成できたとか、納得感を持った報告をしてみたいものである。
基本的に社内報告というのはお叱りを受ける場だと思っている。
日々多くの報告をしないといけないが、それが億劫である。
報告に怯えながら、課長としての日々を過ごしている。
まとめ
7月は頭の中が監査だらけの一ヶ月であった。
支店の中では誰も教えてはくれなかった。というよりも誰も知らないのだろう。
でも、他支店の経験者に教えてもらえたことでなんとかなったし、助けてもらえたことがとても有り難く、こちらも出来る手助けはやらないとなと思わされた。
支店内の管理職の関係は微妙でやりづらい。
今の支店に異動になった直後からやりづらさを感じていたけど、最初は自分の問題であることを疑っていたが、やはりそうではないと思えてならない。
今までの経験上、直感は大体当たっていることが多いので、やっぱりそういうことなのだろう。この支店の管理職間の空気はおかしい。
そういう面倒臭さに付き合うつもりはないので放っておくが、上司の無茶振りだけは警戒しながら、今後を過ごそうと思う。
- 監査対応のノウハウを学んだ
- 支店管理職への不信感を実感