仕事

会社を辞める決断をしたら気持ちが楽になった話

これまでに何度も、会社生活にストレスを感じている話をしてきました。

極度に多忙になると、自分には関係ないという顔をしている人や、つまらない話ばかりしている人、また生産性のない指示を出してくる上司に対してイライラとしていたものです。

僕が本気でイライラするとどれほど酷いのかというと、それはもう酷いものでして、例えば後輩が「課長が呼んでますよ」と声をかけてくれた時に、課長に不満を抱いている僕は「忙しいからほっとけ」と後輩に対して突き返してしまうようなことがあったのを覚えています。

先輩に口答えするのも日常茶飯事で、その根底には「先輩がだらしない」という気持ちを持ってしまっていたこともあるでしょう。

そんな対応をしてしまうような僕なのですが、自分は頭おかしくなっているんじゃないかということも考えていまして、実際のところ、自分がおかしいのか周りがおかしいのかという結論を出すべく葛藤する日々が続きました。

会社の人達への不満

  • 仕事に関わりたくなさそうに見える人
  • 会話のレベルが低く見える人
  • 生産性がない指示をする上司
  • 僕なんかに判断を仰いでくる先輩
  • いちいち不安そうで動くまでに時間がかかる人
  • etc

人の不満を言い出したらキリがないくらいです。

・・・と酷いことを書きましたが、こう思っていたのは事実です。

はっきり言って、この人達が勝手にやる分にはほっとくだけなのでいいんですけど、彼らのとばっちりを僕が受けることがあるから腹立たしいんです。

僕は無視することも出来ないのです。

だから、退社を決意しました。

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会社を辞める決断をすると楽になった

しかし、退社を決断し上司にも打ち明け、人事部の人と面談もして退社の話が具体的になればなるほど、僕の不満は不思議と消えてきました。

今でも「相変わらずつまらないことを言ってるな、この人は」と思ったりしていますが、それって僕にとってはつまらないけど、彼にとっては大事なことなのかもしれない、という考え方が出来るようになってきました。

会社を辞めるから後のことは関係ない、という気楽さがあることも否定はできませんが、今は会社の仕事を自分が満足できるようにこなすことに意味を感じられるようになりつつあります。

今は会社を辞めた後のことを考える方がメインになってきており、その傍ら会社の仕事をしていて、なんというか、とにかく何でも頑張ってやろうというような気持ちを持てていることで非常に充実感があるんですね。

こんなふうにポジティブな気持ちになっていると、今までイライラしていたことが不思議と許せるようになってくるんですよ。

終わりが見えていると辛いことも耐えられる

今までは「いつまでこんな生活してなきゃいけないんだ」と終わりが見えない苦痛を抱き続けるしかない状況だったのに対し、今は苦痛の終わりが見えているというのがこのような気持ちの変化の理由かもしれません。

「好きなことだけをして生きていきたい」なんていうことを言う人がいますが、嫌なことをしなくていい生活なんか絶対にあり得ないと思っています。

でも、嫌なことでも終わりがあるとわかっていると、そこまでストレスを感じないものなのかもしれませんね。

サラリーマンは背負い過ぎ

そこで思ったことがあって、みんな捨ててもいいことを捨てられずにいるから苦しいんじゃないでしょうか。

例えば、会社生活とか。

いろんなものを背負い過ぎなんですよ。

勝手に背負い過ぎて、背負わない人を見て卑屈になっているだけだと思うんです。

捨てる勇気を持って、捨てられるものを捨ててみると、身軽で楽しい人生を送れるのかもしれませんよ。

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