突然ですが、会社の同僚との飲みの場で愚痴や悪口ばかり言っていませんか?
会社員にとって仕事の後の一杯は、ほっとする瞬間であったり、言いたいことを言える時間だったりしますよね。だからつい話題が愚痴や悪口ばかりになってしまう。
タチが悪いのが、それが愚痴や悪口とは思っておらず「自分が真剣に考えているからこそ出てくる悩み」だと思って飲みの場で熱く語ってしまいます。
愚痴や悪口を言わずに飲むことが理想の飲みだと思うのですが、では自分は愚痴や悪口を言わなかったら飲みの場で一体何を話すんだろうかと考えたら…何も話すことがないことに気が付きました。
でも思い返せば、後輩と飲みに行った時に愚痴や悪口を言わなかった時がありました。
当時筆者は筋トレを始めたばかりだったのですが、筋トレのことをいろいろ調べていると楽しくて、筋トレが趣味のその後輩に、いろいろと教えてもらいました。
その飲みでは愚痴や悪口ばかりを言うことはなく、効率よく筋肉をつける方法について熱く語り合い楽しい時間を過ごせました。
またある時は、ブロガーさんと飲みましてブログのことについて語り合いました。
ブログしか共通点がないものですから仕事の愚痴などは出ず、終始ブログの話をしていました。
何が言いたいかというと、愚痴や悪口を言わなくても、飲みの場を楽しく過ごせる方法があると今更ながら気付いたんですよね。
この記事では、せっかくの同僚との飲みの時間を、どうすれば有意義なものにすることができるのかについて語っていきたいと思います。
愚痴や悪口ばかり言っても何も変わらない
そもそも愚痴や悪口ばかり言うことが、なぜ悪いのでしょうか。
「仕事が終わって飲んでいる時くらい、好きなことを言いたい」と、普通は思いますよね。
でも愚痴や悪口を言うことで、何か良いことがありますか?あるとすれば同じように愚痴や悪口ばかりを言う人と意気投合できることくらいでしょう。
愚痴や悪口ばかり言っていても何も生まれないと筆者は考えます。
なぜなら、愚痴や悪口は自分が変わろうとするのではなく、人が変わってくれることを期待している時に言うものだからです。
人が自分にとって都合が良いように変わることはありません。自分が抱える不満を取り除くには自分が変わるしかないんです。
人は変えられない。だから自分を変える。
ビジネス本で成功者がよく使うフレーズです。
人は変えられないんです。だから人に何かを期待する愚痴や悪口を言っても仕方がないんです。時間の無駄なのです。
だから愚痴や悪口ばかり言うのはやめておきましょう、という話です。
熱中できるものを持つと愚痴を言わなくなる
「愚痴や悪口を話さなければ話題がない」と思っているなら、人に話したくて仕方がないと思えるほど熱中しているものが、あなたには無いのでしょう。
先程話しましたが、筆者の場合は筋トレやブログの話をしていた飲みの場では、一切愚痴や悪口を言いませんでした。
そんなことよりも、どうすれば筋肉を効率良くつけられるかを知りたかった、あるいは、どうすればブログで結果を出せるのかを知りたかった。
知りたいことを是非とも知ろうと思う気持ちが強かったので、愚痴や悪口なんて頭には全くありませんでした。
何かに熱中すると「人がどうしてくれない」というような愚痴や悪口はどうでも良くて「自分が何をしないといけないか」を知りたくなるんです。
そうすると必然的に愚痴や悪口ばかり言わなくなるものです。
共通の趣味や話題を持っている人と飲みに行く
熱中しているものがあっても、その熱い気持ちをわかってもらえない相手であれば面白くないでしょうし、相手にとっても迷惑な話かもしれません。
だから、こちらの熱い気持ちを理解してくれる人、つまり共通の趣味や話題を持っている人と飲みに行きましょう。
逆に趣味や話題が合わない人とは飲みに行かない方が、お互いの為だと思います。
趣味や話題が合う人と飲むことで、自分の好きなことを思いっきり話せますよね。
「悩み」と「愚痴」の区別を理解しよう
飲みの場では明るい話ばかりではなく、悩みについて相談したい時もあるでしょう。飲みの場で悩みを打ち明けるのは決して悪いことではないと思います。
それで気持ちが少しでも楽になれば良いと思いますし、相手も頼ってもらえたことが嬉しいはずです。
ただし、話すのはあくまでも「悩み」です。愚痴や悪口にならないように気をつけましょう。
そのためには「悩み」と「愚痴」の区別をつけられないといけません。
筆者が考える「悩み」と「愚痴」の違いは、「悩み」は自分に原因があると考え「愚痴」は人に原因があると考えるということです。
- 悩み・・・自分に原因があると考える
- 愚痴・・・他人に原因があると考える
先程も言いましたが、人に何かを期待するのが「愚痴」です。
それに対して「自分がどうすれば良いのか」を考えて答えが出せないのが「悩み」です。
上手くいかないことを人のせいにしているようでは、問題は解決しないし、人に不信感を与えてしまうので良いことなどありません。
まとめ:愚痴や悪口ばかり言う人は熱中しているものが無いから
本記事の趣旨は「せっかくの飲みの場をどうすれば有意義なものにできるのかを考える」ということでした。
飲みの場で愚痴や悪口ばかりを言う人は、熱中できるものが無いのではないでしょうか。つまり、他に話すことが無いということではないですか。
もし、あなたが愚痴や悪口を言っているのであれば、人に話したいくらいに楽しいことがないのか今一度考えてみてください。
また、いつも飲みに行く同僚と飲みの場で愚痴や悪口ばかり話していないかを考えてみてください。
もし愚痴や悪口ばかり話しているようであれば、あなたが話題を変える努力をしましょう。
それが苦痛であれば飲みに行くのをやめましょう。
愚痴や悪口ばかり話すのは生産性がありませんから。
自分にとって有意義なことに時間を使うように意識していくと、より良い人生になるのではないでしょうか。
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