先日、Amazonのタブレット「Fire 7」を購入したことでワイヤレスイヤホンが欲しくなったので、PZX製のワイヤレスイヤホン「Air-TWS-C5」を購入してみました。
関連:Amazon Fire7 タブレット 2019 レビューの記事
はっきり言っておすすめは出来ない商品かなと。
使い方次第では満足出来る人もいるかもしれませんが、私はちょっとがっかりです。
そうは言ってもせっかく買ったので、どうにか使い続けるんですけどね。
ということで、辛口レビューをしていきたいと思います。
おすすめ度:[star2]
ワイヤレスイヤホン「Air-TWS-C5」のスペック
まずは、Air-TWS-C5のスペックを紹介します。
型番 | Air-TWS-C5 |
---|---|
価格 | 3,980円 |
電源持続時間 | 2〜3時間 |
寸法 | 8.5 x 3 x 3.5 cm |
重量 | 120g |
Bluetooth | 5.0 |
その他 | 自動ペアリング、HiFi高音質、タッチボタン、IPX6防水、左右分離型、Siri対応、ノイズキャンセリング、通話可能 |
対応デバイス | iPhone、Android |
上記はAmazonの商品ページの情報をまとめたものです。
付属品
- イヤホン本体
- 充電ケース
- 取扱説明書
- イヤホンカバー(予備)
- ストラップ
- USBケーブル
- 収納袋
価格はAmazonで13,800円のところが3,980円となっていて、お買い得感はすごい。
ただ安ければ良いというものではないので、価格だけで決めてしまうのは絶対にやめておきましょう。
個人的に何気に嬉しいのは通話に対応しているということでマイクが付いていること。余談なんですけど、機会があればYoutubeでゲーム配信なんかしてみようかなと思ったりもしているので、マイクを別途購入する必要はなくなるので。駆け出しユーチューバーはいきなりマイクに拘らなくても良いでしょうから。
注意は充電するための付属品としてUSBケーブルしかないということ。つまりコンセントに直接繋げません。コンセントに繋ぐならiPhoneの充電器のようなコンセントプラグが必要。パソコンに接続できるなら付属のUSBケーブルだけでも大丈夫です。
あと使う時の注意事項としては、説明書にも書いてありますが、イヤホンの充電器との接触部には下の画像のような保護シートが出荷時には貼られているので剥がすこと。
気付かずに充電器にセットして「充電できんやないかい!」と言わないように。
その他の特徴については、後ほど触れたいと思います。
ワイヤレスイヤホン「Air-TWS-C5」が使えるデバイス
Air-TWS-C5がBluetooth接続出来るデバイスを以下に紹介しておきます。
- iPhone
- Macbook Pro
- Fire7
- Android
- Windowsデバイス
青文字は私が実際に接続出来たデバイスです。その他はスペックより。
ほとんどのデバイスに対応していそうなので、使える使えないはあまり気にしなくても良いのではないかと思います。
ワイヤレスイヤホン「Air-TWS-C5」を使ってみた感想
さて、ここからは私が実際に「Air-TWS-C5」を使ってみて思ったことを書いていきます。
良いところ
耳へのフィット感はGood
今までiPhoneに付属されていたイヤホンを使っていたので、それとの比較になりますが本イヤホンの耳へのフィット感はかなり良いと思いました。
ジョギング中に付けていても落ちる不安は全くありません。
本イヤホンは完全ワイヤレスなので「落とさないように気をつけないと…」というストレスを感じるのではないかと心配されるかもしれませんが、完全にフィットするので問題ありません。
5mは離れても大丈夫
タブレットを据え置きにしてYoutubeを見ていた時に、ちょっと席を立って離れてみたのですが、5m程は離れても音が途切れることはありませんでした。
音楽鑑賞時に便利かもしれませんね。
連続稼働は3時間程度
Youtubeを3時間ほど見続けた時にバッテリー残量が残り10%になった旨、メッセージが流れました。
通勤、通学であればそれほど長時間にはならないでしょうから、問題はないと思います。
使わない時はケースに入れておくことで充電も出来ますし。
出張などで長時間の移動をする時はちょっと厳しそうです。
小さくて軽量なので持ち運びは問題無し
スペックにあった通り120gなので持ち運びで負担になりません。
また、寸法は上の画像の通りで鞄の中で嵩張らないのも良いところです。
小さくて軽いので持ち運びには困らないでしょう。
悪いところ
音質は良くもなく悪くもなく
イヤホンですからやっぱり音質は気になりますよね。
音質にはあまり拘らない私の感想ではありますが、本イヤホンの音質は至って普通です。
良くもなく悪くもなく。
自宅ではゼンハイザーのヘッドホンを使っているので、その音質を基準にしてしまうとやっぱり悪く感じるのですが、Air-TWS-C5は3,980円ですから「まぁこんなもんだろうなぁ」という感じです。
良質な音を求めているのなら期待はしない方が良いでしょう。
複数デバイスで使う時は接続変更が必要
例えば、iPhoneで使った後にFire7で使おうとした場合、iPhone側でBluetooth接続を解除してからFire7側で接続操作をしないといけない、というようなことがあります。
1つのデバイスでしか使わないのであれば、この問題はありませんが、複数デバイスで使う場合は使うデバイスを変える度に接続解除・接続という操作が必要になるところがちょっとイケてないなぁと思ってしまいますね。
移動中は音が途切れる
個人的にはかなり致命的なことですが、移動中は音が途切れまくります。
確認したのは、徒歩・自転車・電車による移動で正直使い物にならないレベル。
私の場合、イヤホンって移動中に使ってなんぼだと思っているのですが、そこで使えないとなると、購入目的をほぼ果たせていないことになってしまいます…。
振動にかなりシビアのようで、鞄にタブレットを入れて出来るだけ振動を与えないように歩いてみましたが、それでもブチブチ音が途切れます。ポケットに入れたiPhoneでも同じです。
ちなみに卓上などにデバイスを置いておく分には音は途切れません。でもデバイスを置いておける状況って自宅とかですよね。そもそもイヤホン要らんやないか…。
これはかなりショックでした。
イヤホン側で音量調節が出来ない
動画を見るならスマホやタブレットなどのデバイスを手に持っている状態ですからデバイス側で音量調節をすれば良いのですが、音楽を聴く場合はデバイスを手に持っていないでしょうから、イヤホン側で音量調節したいですよね。
本イヤホン側で出来る操作は上の画像の通り。
siri対応 | 左耳2回タッチ |
---|---|
通話 | 右耳2回タッチ |
曲戻り | 左耳2秒長押し |
曲送り | 右耳2秒長押し |
再生/停止 | 両耳1回タッチ |
個人的には使いどころはあまりありません…。
充電が面倒くさい
ワイヤレスイヤホンユーザーの宿命ですが、やっぱり充電が面倒くさいです。
携帯デバイスが多い昨今、自宅に帰ってからいろんなデバイスの充電を気にしないといけないのはちょっとストレスです。
余談ですが、私が外出時に持つデバイス(充電が必要なデバイス)には以下のようなものがあります。
- iPhone(個人用)
- iPhone(会社用)
- Fire7タブレット
- Macbook Pro
- 本イヤホン
Macbook Proは毎日持ち歩くものではありませんが、最大で5つのデバイスを持ち歩くことがあるわけです。
これらの充電を常に気にしておくのは、結構面倒くさいです。
あと、自宅のコンセントも充電器だらけでケーブルが鬱陶しいです(笑)
充電が必要なデバイスが増えるのは割とデメリットなんですよね。
ワイヤレスイヤホン「Air-TWS-C5」のレビューまとめ
移動中に使うという目的で購入を考えるのであれば、本イヤホンはおすすめ出来ません。
冒頭の通り、おすすめ度は2.5点(5点満点)程度です。
おすすめ度:[star2]
[st-midasibox title=”まとめ” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- 安い(3,980円)
- 耳へのフィット感はGood
- 5m離れても途切れない
- 連続稼働は3時間程度
- 小さくて軽量で持運びに便利
- 音質は普通
- 複数デバイスで使う時は面倒
- 移動中に音が途切れる
- 音量調節が出来ない
- 充電が面倒くさい
[/st-midasibox]
悪い面は音が途切れるという致命的な部分が印象的ですが、良い面では耳へのフィット感が良いというのが一番印象的なところになります。
でもそれって他のイヤホンでも言えることだと思うので、このイヤホンはおすすめするポイントはないかなぁ…。
ということで、辛口レビューを終わります。
最後に一言。
ワイヤレスイヤホンはやっぱりそれなりのものを買った方が良いよ!