「世界の一流は「休日」に何をしているのか」を読もうと思ったきっかけ
休日が充実しないと感じるようになった。
ゴルフや読書、サウナなどビジネスパーソンの定番の趣味は既に取り入れているが、マンネリ化している。
最近は子供も忙しくなり、家族との時間も少ない。
一人の時でも充実感が得られるようなルーティンが欲しい。
日曜の夜に「良い週末だった」と思えるようになりたい。
本書の概要
目次
第一章:日本人はなぜ疲れていても休めないのか
第二章:ここが違う!「世界」の休日と「日本」の休日
第三章:世界の一流は休日に「自己効力感」を高める
第四章:「土曜」と「日曜」を戦略的に使い分ける
第五章:休日に「1日7分」の新習慣
概要
<まえがき>
- 疲れたから休むのではなく、疲れる前に休む。
- 体力と気力を使い果たさない「温存戦略」
<第一章> 日本人はなぜ疲れていても休めないのか
- 日本人の休日が増えない2つの要因
- コロナ禍の発生と重なった(※)
- 日本企業の「体質」や「考え方」がアップデートされていない
※緊急事態宣言により、旅行などが制限されたため有給休暇を取らない人が続出。
<第二章> ここが違う!「世界」の休日と「日本」の休日
- 世界のエグゼクティブは休むために仕事をしている。仕事は究極の暇つぶし。
- ワークライフハーモニーを目指している
- 日本人は休んでもやることがないと考えている
<第三章> 世界の一流は休日に「自己効力感」を高める
- 自己肯定感ではなく自己効力感
- 自己肯定感:ありのままの自分を受け入れ、肯定的に評価できる感覚
- 自己効力感:特定の仕事などについて自分ならやれると思う感覚
行動ハードルが低い。他人と自分を比較する必要がない。
- 休日のリラックスタイムに将来のことを考える
<第四章> 「土曜」と「日曜」を戦略的に使い分ける
- 世界の一流は休日に「休養」と「教養」を手に入れている
- 土曜:チャレンジデー。未体験のことに挑戦。趣味やワークショップ、セミナーなど。
- 日曜:リフレッシュデー。身体、メンタル、脳をリフレッシュ。運動や読書、ヨガ、瞑想など。
<第五章> 休日に「1日7分」の新習慣
- 手軽に実践できる。瞑想、ジャーナリング、読書など。
- 自分のコンディションを認識して行動パターンを使い分ける。
- 疲労回復パターン:ゆったりと過ごす。ストレッチ、ジョギング、ウォーキング、食べ歩き、読書など
- ストレス発散パターン:アクティブに遊ぶ。キャンプ、ハイキング、サウナ、友人との会食など
- 自己啓発パターン:新たな学びを得る。美術鑑賞、映画鑑賞、セミナー参加、書店めぐりなど
考える必要がないように選択肢を決めておく。
本書を読んで感じたこと
「休む」ということを都合よく解釈しないよう注意
休むことをしっかりと考えるというのは素晴らしいことだと思う反面、都合よく解釈し、仕事を疎かにしないよう注意が必要ということ。
上司から休むように指示が出る昨今であるが、仕事の指示には腰が重いのに休暇の指示には受け入れが早い人間が多いという印象がある。私自身もその可能性はあるが…。
期限が迫っている仕事があるのに休みを優先する…ということにならないように、仕事のスケジュールをしっかりとコントロールし、早めに仕事を終わらせて休暇を取っても仕事に支障がでないように心がける必要がある。
休日の過ごし方
- 休日は仕事のことは完全に忘れるよう心掛ける。
- デジタルデトックスを意識する。
- 家族との時間を大切にする
- 新しいことにチャレンジする
- 将来どうなりたいのかを考える
- 教養と休養を意識して予定を立てる
土曜日のチャレンジデーと日曜日のリフレッシュデーという考えがすごく響いたので、意識的に取り入れていきたい。
また、自分のコンディションを認識することを意識し、行動パターンを考えるようにしたい。
身体が疲れている時のテッパンはサウナ。ストレスを発散したい時はジョギングやジムで身体を動かす(ゴルフの練習も良いのだけどちょっと物足りないと感じる)
自己啓発は今まで休日に意識的に取り組んだことがないような気がする。今後はセミナー参加や美術鑑賞にチャレンジしてみたい。
将来のことを考える。どうなりたいかの答えを出すのは難しい。
働かなくても生活できるようになりたい…というのが正直なところだが、そういうことではないと思う。
人生の目標は、何かをする理由になるので、ここはしっかりと考えていきたい。
まとめ:今後やること
<土曜日>チャレンジデー
- ゴルフ練習
- 書店めぐり
- ゴルフ
- セミナー参加
- 美術鑑賞
- 新たな趣味
<日曜日>リフレッシュデー
- サウナ
- 読書
- ジム
- ジョギング
- 将来について考える
青色のものはいつでもできること。目新しいものがなければ、これを実行する。
とにかく週末にやることを決めておくことが大事。
本書でも書かれているが、週末の予定は金曜日までに決めること。
週末を迎えてから考えているようでは、ダラダラと考えてしまい、結局何もせずに終わってしまう(痛感)
日曜日のルーティンは、既に取り込んでいるものばかりのため考えるまでもなく固まりそうである。
問題は土曜日。ゴルフ練習や書店めぐりだけではすでにマンネリ化している。
新しいことを毎週のように取り入れていきたいが、さすがにネタが浮かばない。
よければあなたの週末の過ごし方をコメントにて教えてください。参考にさせてほしい。
基本的にはいつもやっていることになりそうだが、せめてそのスケジュールだけでも決めておくと週末を無駄に過ごさなくて済むと思う。