キーワードの検索順位チェックツール「SERPOSCOPE」を使ってみることにしました。
SERPOSOPEの使い方はWindows版とMac版では違います。
僕はMac版を使うことにしたのですが、わかり辛いところがあったので、その辺りを中心に本記事では紹介してみたいと思います。
特に僕がわかりにくかったのは、以下の部分です。
- Cron timeの入力方法
- Countryの指定方法(最新版を紹介します)
- Bulk importによるキーワード一括登録の方法
上記の3つを強調して紹介しますが、一連の流れも書いておきますので参考になれば幸いです。
インストールから利用開始までの流れ
最初にインストールから利用開始までの簡単な流れを書いておきます。
- Javaのインストール
- SERPOSOPEのインストール
- SERPOSOPEの起動
- SERPOSOPEの初期設定
- キーワードの登録
- チェック開始
こんな流れになります。
Javaのインストール〜SERPOSOPEの初期設定
Javaのインストール⇢SERPOSOPEのインストール⇢SERPOSOPEの起動⇢SERPOSOPEの初期設定については、以下のページですごくわかりやく解説されているので、こちらをご覧ください。
完全無料の検索順位チェックツール「Serposcope」 Macへのインストール方法と初期設定 | Eプロ
わかりにくかったところや、現在のバージョン(2.9.0)での相違点だけ以下に書いておきます。
Cron timeの設定
GENERAL -> Cron timeについて。
Cron timeは検索順位チェックの開始時間を指定するところですが、例えば8時を指定したい場合は「08:00」です。時・分共に必ず二桁で指定してください。「8:00」と入力するとエラーが出ますので注意が必要です。
Countryの設定
GOOGLE -> DEFAULT SEARCH OPTIONS -> Countryについて。
現在のバージョン(2.9.0)では、指定方法が変わっているので紹介しておきました。
後ほど出てくるキーワード登録の時にCountryの設定があるのですが、ここで「JP – Japan」を設定しておくと勝手に反映されるので便利ですので、必ず設定しておきましょう。
キーワードの登録方法
- ✔Javaのインストール
- ✔SERPOSOPEのインストール
- ✔SERPOSOPEの起動
- ✔SERPOSOPEの初期設定
- キーワードの登録 <— 今ココ
- チェック開始
初期設定まで終わったら、キーワードの登録に入ります。
キーワード登録について、いろいろと触ってみてわかったことは「Bulk import(一括インポート)」で登録する場合は少し特殊だということです。
先に1つずつキーワードを登録する場合を見てもらった方がわかりやすいと思うので、Bulk importは後ほど紹介しますね。
まずは1つずつキーワードを登録する場合です。
最低限入力が必要なものを紹介しておきます。
Keyword | キーワードを入力。複合キーワードの指定は「スペース」で区切る(カンマ「,」ではないので注意が必要。 |
---|---|
Device | PC or スマホ どちらからの検索順位かを指定。 |
Bulk import | 複数のキーワードを一気にインポート(登録)したい時に使用。 |
全ての指定が終わったら右下の「Save」ボタンを押して完了しましょう。
Bulk importによる一括登録について
Bulk importからキーワードを一括でインポートする場合、キーワード以外のパラメータ(Country・Datacenter・Device・Local・Custom parameters)の指定が特殊ですので紹介をしておきます。
Bulk importの画面を開くと以下の画面が出てきます。
枠の中をよく見てもらえればわかりますが、キーワードを指定する時のフォーマット(書き方)が記載されています。
ここでキーワードを指定する時のフォーマットは以下になります。
Keyword(キーワード)はもちろんですが、Country(国)の入力は必須です。入力しなければエラーになります。
キーワード、国、デバイス(Device)を指定する場合は以下のようになります。
- JPの後ろはDatacenterを入力する箇所です。上の例では指定しないのでDatacenterは未入力で「あああ,JP,,Mobile,,」としています。
- Device(デバイス)指定を省略すると「Desktop」になります。
- Device(デバイス)指定の後は省略できます(「あああ,JP,,Mobile」で可。最後の「,,」はなくても良い)
実際に登録する時は「,JP,,Mobile」をコピペすると楽かもしれませんね。
ということで、枠の中に登録したいキーワードを入れます。
- 次のキーワードは改行をして別の行に入れることで登録ができます。
- 複合キーワードについては先程と同様で「スペース」で区切れば登録ができます。
- 全ての指定が終わったら右下の「Save」ボタンを押して完了しましょう。
上の画像の例では、以下の指定をしています。
- 「あああ」というキーワードで日本語・Mobile(スマホ)検索を指定し、Mobile指定以降は省略
- 「いいい ううう」という複合キーワードを指定
- 「えええ おおお」という複合キーワードで日本語・Mobile(スマホ)検索を指定し、Mobile指定以降も省略せず入力
入力したキーワードが登録されてましたね。
キーワード以外を指定しなかった場合(「いいい ううう」の例)、Device(デバイス)はDesktop、国は初期設定で設定した国(ここでは日本「JP」)になります。
僕の場合は、国はデフォルとのままでオッケーなので、Desktopを指定したい時は指定は無しで良いし、Mobile指定をしたい時だけ「,JP,,Mobile」と指定を入れるようにしています。
SERPOSCOPEによる検索順位チェックを開始
- ✔Javaのインストール
- ✔SERPOSOPEのインストール
- ✔SERPOSOPEの起動
- ✔SERPOSOPEの初期設定
- ✔キーワードの登録
- チェック開始 <— 今ココ
最後の項目です。あとはチェックを開始させましょう。
開始は画面上にある「CHECK RANKS」をクリックするだけです。
こんな画面⇣が出ますので「Check all keywords」をクリックしましょう。
以下のように「Tasks started」と出れば完了です。
あとはチェックの結果を見てサイトの改善をしていきましょう。