読書感想

あなたが最初に読むべきネットビジネスの「トリセツ」 伊藤さとる

あなたが最初に読むべきネットビジネスの「トリセツ」

おすすめ度 :★★
読みやすさ :★★★★

 

目次

第一章 億万長者も実践する【稼ぐ思考】になる
第二章 一発屋ではなく継続的に稼ぐためにビジネスの本質を学ぶ
第三章 失敗することなく最短最速で月100万稼ぐ方法とは
第四章 最短最速で稼ぐビジネス 実践編

 

 

ネットビジネスで、自由な生活を手に入れたいんじゃああ、と思っている方が手に取りそうなタイトル。僕もそのうちの一人です。

この本は、Kindle版のみとなりますが、価格が0円ですので、つまらなかったらすぐ捨ててやろうっていうくらいの気持ちで購入してみました。

 

第一章、二章あたりは、ビジネスをする上での心構えのようなことが書かれています。

第三章、四章では、実際にこれで稼げるよっていう話。

超具体的な手法が書かれています。ズバリ言うと、「自己アフィリエイト」です。とあるサイトに掲載されている様々な案件に申し込んでポイントをもらって現金化するということです。

そのあたりが怪しさ満載ですが、序盤の方に書かれるビジネスの心得的なところは、個人的には結構いいことが書かれている本だなと思いました。

ネットビジネスだけではなく、会社勤めをされている人にも、捉え方次第では、役に立てれることがあるとは思います。

あと、この本はページ数が56ページと、すごく短いのでさらっと読めてしまうところがよかったかなと思ってます。

 

まずは上手くいっている人を真似てみる

 

ビジネスで稼げていない人の特徴の一つに、「オリジナル・自己流でやってしまう人」ということがあげられます。

 

最初から自己流でやるのではなく、自分のオリジナルの要素を入れていくのはモデリングをしてある程度実績をあげてビジネスを安定化させてからにしたほうがいいのです。

 

オリジナル・自己流でやってしまう人。グサッ

自分のことを言われてる気がしてなりません。

しかし、「こうすればいいですよ」的なことは、よく目につくんだけども、こういう自分の悪いところをもろに指摘されたかのようなものは、何だか新鮮でちょっと感動しました。

 

仕事でもそうでした。僕は、尊敬する上司のようになりたいと思い、話し方やしぐさ、しまいには歩き方まで、いろんなことを真似ていました。真似るとなぜかその人のようになった気がして、その結果仕事が上手くいっているように感じることができました(実際よくなったと思ってます)

これがモデリングというものなんですね。

そして、いつしか自分の考えをミックスさせて、今の僕という人間になったんだと思います。僕の仕事の出来は周りと比べて決して悪くないはず、と思ってます。(甘過ぎる自己評価かもしれないけど)

 

仕事ではできてると思っているのに、じゃあ何でできてないの?と思うかもしれませんが、それはまぁいろいろとですね・・。ここは悩みを打ち明けるところではないので、割愛しておきます(‘;’)

 

いきなり商品を押し付けるな

 

売れない人は集客して、すぐ営業・販売しようとしてしまうことが多いです。しかし、成約率をよりあげるためには集客→教育→販売という過程をふむことが必須テクニックといわれています。

 

たとえば、飛び込み営業で、いきなり「これいいですよ!絶対買った方がいいですよ!」なんて言われても、普通買わないですよね。それどころか門前払いしたくなるくらいです、個人的には。お前は誰だ・・・みたいな。

 

これはですね、できるビジネスパーソンはわかっていると思います。ユーザーと接していてこの雰囲気を肌で感じているからです。僕の周りでも一部の人と話しているとこれを言う人がいます。

ここで大事なのは、「教育」という過程です。

営業活動であれば、「集客」を「訪問」と置き換えるとわかりやすいかもしれませんが、集客(訪問)→教育→販売という過程の中で、「教育」が実は気づきにくいし、できていないところじゃないかと思います。

教育って言葉だと、いまいちピンとこない気がしますが、言い方を変えるとファンになってもらうってことだと思います。

要は、知らない人からいきなり押し売りされるより、知っている人・信頼できる人から商品を紹介してもらう方がいいですよねってことです。

そこんところを今一度しっかり考えんかいっていう話。

 

需要が高い三大テーマ

 

  • お金稼ぎ(お金の増やし方や運用の仕方など)
  • 健康(ダイエットや筋トレ、女性であれば美容、高齢者であれば長生きなど)
  • 人間関係(パーティーや合コンで人気者になる話し方、異性を落とすテクニック、初対面の人ともすぐに仲良くなれるコミュニケーション術など)

 

この3つは、「安定的に売れる三大テーマ」のようです。たしかに飛びつきたくもなる内容ですね。

ストレートな印象は、何か・・・人の欲望を利用して金稼ぎをするという汚い感じです。

しかしながら、僕はもっとストイックに需要ってものを考えないといけないと思いました。

なんていうか、うまく言えないんですが、キレイ事ばかり言って何にもできてへんやないかって自分に向けて言いたい。うだうだ言わんとはよやれや、この腰抜けヤローがって、自分で自分を叱りたい。なぜか、そんな感じのことを思わされました。

お金だのダイエットだの人気者、異性を落とすだの、欲望丸出しなところはおいておくとして、これらは確かに誰しもが求めること。

生活のことを考えるとお金は必要だし、ダイエットすると身体にもいいだろうし、人気者はすなわち円滑な人間関係だし、異性を落とすは・・・なんだろ(笑)

とにかく、言い換えてみれば、人にとって必要なことだとは思うんです。

 

まずは、人が興味を持ちやすいものから入って、信頼を獲得し、それからニッチな商品でも何でも紹介していけばいいんじゃないかなと思ったわけです。

自分はすごく興味があるし評価しているものでも、それが相手にとって興味がないものだったら、話を聞くことすら面倒だと思われても仕方ないですよね。

とにかく、まずはストイックに、人間の欲望のど真ん中をつくようなもので商売すればいいんじゃないかって思いますね。

 

まとめ

 

  1. 上手くいっている人を探して真似てみよう
  2. 無理に相手に押し付けるのは絶対やめよう(相手の気持ち考えよう)
  3. ストイックに需要(求められるもの)を探そう。わからなかった三大テーマを参考に。

 

これを見て、当たり前だろって思う人がほとんどかもしれません。しかし、わかっているけどできていないとかないですか。

例えば、1の真似る話。立派な人や真似たい人がいないから、自己流でやってるってことないですか。僕がここで思ったのは、いないなら探すということ。いないから仕方ない、ではないんです。探すんです。探してる間に、自己流で少しでも動いていたいと思うかもしれませんが、良き人と出会う方が、先を考えると大きなメリットになるはずです。自己流なんてたかが知れてる。

できないから仕方ない、そういうものだから仕方ない、という考えは捨てて、ストイックに何としてでもやるんじゃああーって気持ちを持たないといけません。

その気持ちがないと、何を学んでも成功することはないんだろうなと思います。

 

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