NVIDIA GeForce RTX 3090やRTX 3080といった最新の高性能グラフィックボードが発売される中、今更ながらGeForce RTX 2060 superでPC版(Steam版):MHWアイスボーンをプレイした感想を書いてみました(実は今年の4月にRTX 2060 superを購入していた)
RTX 2060 superが今更ならMHWアイスボーンも今更って感じがしますけど、RTX 2060 superのような高からず安からずなグラフィックボードで、PCゲームでは重たい部類に入ると言われるMHWアイスボーンがどれほど動くのかという観点で参考にしてもらえれば幸いかなと思います。
難しいことはプロ(他のサイト)にお任せするとして、MHWアイスボーンをどれくらい快適に遊べるものかが出来るだけわかるようにお伝え出来ればと思っております。
使用環境
本記事で紹介する内容は、以下の環境下でプレイした時のものになります。
- OS:Windows10 Home
- CPU:Core(TM) i5-4670 3.40GHz
- メモリ:16.0GB
- マザーボード:GA-Z87X-D3H(GIGABYTE)
- SSD:840 PRO 128GB(Samsung)
- ディスプレイ:acer「KG281KAbmiipx」(4K60Hz)
たしか5〜6年前に作った自作パソコンです。
CPUの「Corei5-4670」は4コア4スレッド(そろそろ買い替えたい…)
グラフィック設定毎のフレームレート
上記のような環境下、フリーソフトの「Afterburner」を使ってフレームレートの測定をしました。
サイズ設定は3840×2160(4K)固定です。
結果は以下の通り。
我が家の4Kディスプレイはリフレッシュレートが最大60Hzなのでどんなに高条件でも60fpsまでしか出ません。
上の結果を見てもらうと「fps(最高)」はどの設定でも60です。PC本体側のスペック的にはもっといけるのかもしれませんがディスプレイが対応していないのだよ…。
ただ4Kでリフレッシュレートが60Hzを超えるディスプレイはかなり高額なので、お金を気にするのであれば4K60Hzが限界じゃないかなと。
ちなみに4K未満で高リフレッシュレートのディスプレイにするという選択肢は、アイスボーンをするという条件では個人的には無しかなと思ってます。
例え画質設定を最低まで下げたとしても、4Kを一回経験したらもうWQHDやフルHDなんかには戻れないのだよ(´-`).。oO
画質が違い過ぎますしフレームレート的には60付近でも充分満足できます。
今回の場合、低解像度/高FPSと高解像度/60FPSとどちらを取るかと言ったら個人的には完全に画質です。4Kに拘りたい。
MHWアイスボーンで、WQHDのグラフィック設定「最高」と4Kのグラフィック設定「低」を比べた場合、4Kの圧勝だと思ってます。
ところでNVDIA DLSSはGeForce RTXシリーズでのみ使える機能で、AIを利用することでフレームレートや画質の向上に繋がるものになります。
NVIDIA DLSSをONにすることでかなりフレームレートが上がり使わない手はないので、ここでは基本的にNVIDIA DLSSをONの状態での測定結果になります。
ちなみに「FidelityFX CAS + Upscaling」という設定もあって、こちらもパフォーマンスを向上させて画質やフレームレートを上げるものになりますが、いろいろなサイトでNVIDIA DLSSの方がパフォーマンスが上がると言われているので、本記事では「FidelityFX CAS + Upscaling」については触れないことにします。
RTX 2060 superを使うならNVIDIA DLSSを使えば良いと思えば良いのかなと。
グラフィック設定「低」に関してはNVIDIA DLSSをOFFにして計測しました。最低設定にしてどんなものかを知るためです。
グラフィック設定「最高」はダメです。カクカクしてストレスがすごい。
でも数字だけみれば平均37.4fpsとPS4版(最大30fps)より良いんですけど、体感ではPS4版よりもカクつきがひどかった印象です。
グラフィック設定「中」と「高」は体感ではほぼ一緒でした。
「高」の方が画質が目立ってキレイに感じるものでもないし、「中」よりカクカクするかといったらそんなこともない。
個人的に「中」にするなら「高」で良いと思います。
「中」と「低」を比べると「低」の方が圧倒的に快適です。
なんと言ってもNVIDIA DLSSをOFFにしても平均58fpsですからね。
平均58fpsと48.7fpsでは体感では全然違いました。「低」のあとに「中」でプレイするとかなりもっさりしていました。
グラフィック設定毎の画質
画質(画のキレイさ)ですが、個人的にはグラフィック設定「低」以外は大差ないように見えたし「低」も操作していない状態でじっくり見てわかる程度だと思ってます。
モンスターと戦っている時に微妙な画質の差は正直気になりません。「低」でも充分キレイだと思います。
お金をかければ、より満足度を上げられるのでしょうけどこれ以上お金をかけるのは個人的にはちょっと厳しいですね。
ということで、各設定の画像を以下に載せておきますので確認してみてください。
↑左が「高」右が「低」です。
↑左が「高」右が「低」です。
先述の通りグラフィック設定「中」なら「高」にするということを考慮し、画像は「最高」と「高」「低」の比較画像を載せました。
ここの「低」画像はNVIDIA DLSSをONにした時のものです。
画質に関して「低」と「最高」を比べると「何かが違う」というのはわかりますが、明らかに「最高」の方が良いと言えるのかというと、正直私の目ではわかりません。
極論、別に「低」でも良いよって感じです。
「低」と「最高」のフレームレートを考えると、明らかに「最高」は使い物にならないレベルなので、そこを考慮すると「低」を選んでしまいますねー。
グラフィック設定毎の体感fps(動画)
一応動画を撮ってみました。
グラフィック設定「最高」はカクカクしていてどう考えても使えないとの判断で動画は上げておりません。
となると、比較すべきは「高」と「低」だと思います(先述の通り「中」なら「高」を選ぶ)
残念ながら上の動画ではあまり違いがわからないような気がしますが、操作感は明らかに違っていてグラフィック設定「高」の平均46.1fpsの方がもっさりとしていて、少し引っかかりを感じることがあります。
一方、グラフィック設定「低」の平均58.0fpsは操作をしていても余程激しいエフェクトなどが無い限りはぬるぬる動く感じです。
動画や数値ではあまり違いがわからないように見え、結局実際に操作してみないとわからないところがありますね。
先述の通り、画質は「最高」ですら「低」との満足度があまり変わらないので、操作感を加味するとグラフィック設定は「低」で良いのかなと個人的には思いますね。
まとめ
以上、NVIDIA GeForce RTX 2060 superでMHWアイスボーンをプレイした時の感想になります。
本記事の内容をまとめると以下になります。
- もはや4K以外は考えられない
- NVIDIA DLSSは絶対ONにすべき
- 画質はグラフィック設定「最高」と「低」で違いこそわかるが満足度は変わらない
- 操作感はグラフィック設定「低」以外の満足度は低い
改めていいますが、今回使用したディスプレイは4K60Hzのものなので、最高でも60fpsが限界になりますが、4Kでこれ以上のフレームレートを求めるとかなり高価なディスプレイになるので予算がある人にとっては現実的ではありません。
本記事の内容はあくまでも4K60fps以下という条件下で使用した感想になることをご理解頂ければと思います。
おわり。