本記事では「のんくら本」こと「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]」の書評を書いてみようと思います。
まず参考までに僕のブロガーとしての経歴を紹介しておきます。
- 本格的なブログ運営は3年目
- 独学で運営
- 全サイトの月間総PVは9万程
詳しくは毎月運営報告をしていますので、よかったらそちらを覗いてみてください。
参考 > ブログ運営報告の記事一覧
こういう人が書いてる記事なんだなと思いながら読んでもらえればと思います。
いきなり結論を言ってしまうと、のんくら本はブロガーであれば一読する価値がある書籍だと思います。
僕は一通り読み終えて、今は興味が持てたポイントだけを読み返している感じです。
そんな中、のんくら本を読んでいて思うところを紹介していきたいと思います。
>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]|Amazon
おすすめ度 |
---|
のんくら本とは
そもそも「のんくら本」とは何なんでしょう。
タイトル「GoogleAdsense マネタイズの教科書」からアドセンスサイトで稼ぐ方法が書かれていることはわかるかと思いますが、重要なのは帯に書かれている「10年先も安定して稼ぎ続ける」というところ。
のんくら本は今すぐに収入を増やせるテクニックを紹介しているものではなく、長きに渡り少ない手間で稼ぎ続けるサイトを作る方法を紹介している書籍です。
まさにブロガーが求めるサイトの作り方を言及しています。
そして本書籍は以下4名の方の共著書となっています。
のんくらさんは月間最高670万PVのアドセンサーです。
a-kiさんは「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」の著者で、20年近く前に立ち上げたサイトは、ほぼ更新無しで月間50万PV(2016年現在)を維持されているようです。
石田健介さんは元GoogleAdsense部門チームリーダー、マネタイズのコンサルティングなどをされている方です。
染谷昌利さんは「ブログ飯」や「複業のトリセツ」の著者です。また出版を目指している人、情報発信力を身に着けたい人向けのオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」の運営もされています。
この4名による信頼性が高く安心してノウハウを吸収できる書籍となっています。
SNSなどで実績を上げている人達が言っているノウハウをかき集めていると結局何を信じれば良いのかがわからないですよね。
そんな時にのんくら本を読んでみると良いかもしれません。
>>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
アドセンスサイトとアフィリエイトサイトの区別を考えるようになる
さて、ここからは僕が実際にのんくら本を読んでみて感じたことを書いていきます。
まず、のんくら本を読んでアドセンスサイトとアフィリエイトサイトの区別について考えるようになりました。
ブログに携わっているとSNSなどでブロガーやアフィリエイターの方が発信するノウハウを見聞きすると思いますが、のんくら本を読んでからはアドセンスサイトに関するノウハウなのかアフィリエイトサイトに関するノウハウなのか、区別を付けた方が良いのではないかと考えるようになりました。
そうするとSNSなどで流れ続けてくるサイト運営のノウハウの仕分けがしやすくなります。
吸収すべきノウハウ、吸収しなくてよいノウハウの区別が付けられると無駄なインプットをしなくて済むようになりますし、ひいては無駄な時間を過ごさなくても済むようになります。
あとは何よりもアドセンスサイトってただ記事を書けば良いだけではないということを実感できたのは大きいと思います。
のんくら本を読むことで、そういったことを考えるようになりました。
>>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
キーワードなどSEOを気に過ぎていることに気付けた
せっかくサイトを作っているのに人に見てもらえないのが辛い
▼
SEOやキーワード選定を徹底しよう
▼
100番煎じくらいでみんなと同じことをする
▼
大した結果が出ない
止め処なく溢れ出てくるSEOに関する情報を意識し過ぎるあまり、記事を書くことに息苦しさを感じていますし、記事の仕上がりに納得できないことも多々あります。
のんくら本では「キーワードプランナーはキーワードを見つけるためではなく市場規模を確認するために使う」というような話があります。
この部分を僕が読んで感じたのは「逆にキーワード選定にキーワードプランナーを使わなくても良いんじゃないか」ということ。
もちろん使いますが、キーワードプランナーにばかり頼るのではなく、自分だったらどんなキーワードで検索するかを考えながらキーワードを選定して記事を作っていくのも面白いのかなと思いますね。
>>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
アドセンス広告の種類や貼り方を学べた
アドセンス広告って設置して終わりになっていませんか?
アドセンス広告の収益は運要素が強いイメージでしたが、設置場所や広告の種類を変えることで収益の改善を図れるんですね。
まぁここまではわかっていたことなのですが、のんくら本では読者目線で考えられた設置方法が紹介されています。
どこに広告を設置すれば読者がクリックしやすいかといった話ですが、記事に満足した読者がどういった行動を取るのかといった観点でクリックされやすい場所を考えている感じです。
今までに見てきた広告の貼り方のノウハウとは一味違った内容になっています。
アドセンス広告の設置を見直したいと思うのであれば、のんくら本を読んでみましょう。
>>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
サイトの構成の考え方が参考になった
ここが僕にとって一番印象に残っている部分です。
a-kiさんが担当されていたChapterで書かれていたサイトの構成に関する話でした。
これを読んで自分のサイト構成が如何にぐちゃぐちゃであるかを知ることが出来たし、自分なりの整理法が閃きました。
また、これがきっかけで新サイトを2つ立ち上げました。
雑記ブログを運営していると、サイト構成に悩むことが多いと思います(カテゴリーの整理がつけにくいとかありませんか?)
本サイトも雑記ブログですが、そもそも既に数十記事、数百記事も入っている雑記ブログをキレイにまとめることにはかなりのパワーが必要だと思います。
なので雑記ブログの中で注力していたカテゴリーで1つのサイトにしてしまったという感じです。
所謂特化サイトですよね。
特化サイトにするとサイトの構成を整理するのが簡単になります。
また、サイトの構成を考えていると書くべき記事も浮かんできます。
・・・というようにのんくら本を読むことでアイデアが次々に閃いてくるんですよ。
a-kiさんの担当のこのChapterは本当に面白くて、a-kiさんの別の著書「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」も読ませてもらいました。
「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」は、のんくら本の中でa-kiさんの担当するChapterの元ネタになっている書籍です。
こちらの書籍は初版が2016年なのですが、その頃からこんな考え方があったかと思うと興味深いですね。
当時に出会っていたら今頃どれだけサイトを成長させられていたか…と思ってしまいますね。
AmazonのKindle版のみとなりますが価格が390円と安価ですし、Kindle Unlimitedを利用すれば無料で読めるので、こちらの書籍もおすすめしておきます。
サイトの構成を考えるのに参考になりますよ。
>>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
まとめ:有料note買う前にのんくら本を買った方が良い
のんくら本はブロガーにとって本当に買いの書籍だと思います。
ブログ初心者の方や結果に満足していない方は一度手にとってみるべきです。
のんくら本は情報過多なこの時代にSEOに関する情報をインプットし過ぎて息苦しくなっているブロガーの気持ちを楽にさせてくれます。
またサイト運営をする楽しさを改めて教えてくれます。
最近は有料noteでサイト運営に関するノウハウが販売されていたりしますが、僕としてはそれを買う前にまずのんくら本を買うべきだと思っています。
ブログやSNS、noteなどでも良い情報はたくさん得られますが、それらは断片的な情報なので素人には整理が難しいと思います。
そこにお金と時間と労力を使うのであれば、のんくら本を買って読む方が有意義だと思いますね。
サイト運営をする上での具体的なノウハウが書かれていますし、著者も錚々たるメンバーで内容の信頼性も高い。
そして読めば読むほどノウハウを吸収できて面白いです。
さらにのんくら本を読めば、いろいろなアイデアが浮かんできます。
得たノウハウをただ実践するだけでなく、自分で考える力を引き出してくれます。
そんなのんくら本、読んでみてはどうでしょう。
>> Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]|Amazon
おすすめ度 |
---|