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Macのブログエディタ「MarsEdit4」を使ってみた所感

たまにプロブロガーさんが「ワードプレスでブログを書くならMarsEditがいいよ!」なんて言っていたりするものですから、思い切って買ってみました。

2018年6月17日現在ではMarsEdit4にアップグレードされていて、MarsEdit3を手に入れるのは困難(無理)でしょう。

MarsEdit4はAppStoreと公式サイトのどちらでも購入が出来ますが、いろいろ調べたところ公式サイトから購入した方が良さそうです。

>>> MarsEdit 4 – あなたのMacからの強力なWeb公開。

公式サイトで購入するメリットはAppStoreよりも安いということ。

  • AppStoreは6,000円
  • 公式サイトは49.95ドル(約5,500円)

MarsEdit4を購入して2〜3記事を書いたところではありますが、所感を書いてみたいと思います。

MarsEdit4を使うメリット

MarsEdit4を使ってみて良かった点を書いていきます。

オフラインで記事が書ける

なんと言っても最大のメリットは、ネット環境がなくても記事が書けるということでしょう。

良く例に出てくるのは、飛行機に乗っている時です。

長時間のフライト中に記事を書きたければMarsEdit4は重宝することかと思います。

ただし、オフラインではプレビューがまともに動いてくれません。

このあたりはちょっと残念ではありますが、オフライン中に文章を打ち込んでおいて最後にネットが繋がるところで体裁を整えるという手もあるのかなと思います。

動作が早くストレスを感じない

ワードプレスの場合、画面1つ開くにも多少の時間が必要です。

例えば記事を書く時に「新規投稿画面」を開くわけですが、なかなか開いてくれません。

しかし、MarsEdit4は速攻で起動してくれます。アプリなのでローカル(パソコンの中)で動いているため動作が早いんですね。

ワードプレスはネットワーク経由でサーバを見にいっていますから、どうしても時間がかかってしまうのでしょう。

その他にも記事の投稿(アップロード)も早いです。

要は、ページの読み込みというところでMarsEdit4はストレスフリーなのです。

このメリットは大きいでしょう。

文字の置換が出来る

ワードプレスで文字の置換って出来ます?僕には出来ないように見えるのですが・・。

でもMarsEdit4では文字の置換が簡単に出来ます。使い方は⌘Fでお馴染みの文字の検索ウィンドウが出ますので、そこで置換が出来ます。

marsedit4-Findウィンドウ

これは個人的にはめちゃくちゃ嬉しい機能です。

記事を書いていて言葉を統一させたい時があるんですけど、ワードプレスで書いていると置換が出来ないので、検索で探して手打ちで修正をする作業を繰り返していました。

もうこんな面倒な作業とはおさらばです。

プレビューをリアルタイムで見られる

これも超が付くほどに便利な機能です。

ワードプレスを使っている人だとわかると思いますが、プレビューを開くのに時間がかかると思います。僕の場合はプレビューを開くのに10秒は必要です。

それがMarsEdit4ではプレビューをリアルタイムで見ることが出来ます。1文字打つ度にプレビューが自動更新されます。

marsedit4-プレビュー画面イメージ

MarsEdit4では自動でリアルタイムに反映しますから、そもそもプレビューを表示させるという操作が要らないくらいです(最初に画面を開く時はもちろん必要)

ワードプレスでプレビューに時間がかかることに慣れてしまっていたのですが、MarsEdit4のこの快適さを知ってしまったらワードプレスにはもう戻れない・・・かもしれません。

MarsEdit4のデメリット

デメリットについては強い主観が入りますが、よければ参考にしてください。

ロリポップ!との相性は悪い

僕はレンタルサーバはロリポップを使っていますが、相性は悪いと思っています。

ロリポップでは、WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)によって不正侵入を防いでいます。

このWAFが有効になっていると、MarsEdit4から記事のアップロードが出来ません。

Marsedit4-記事アップロード時のエラー

アップロードをするためには、WAFを無効にしないといけません。

記事を投稿したり保存したりする度に、WAFの設定を変更しないといけないので面倒くさいです・・・(もう面倒くさくてWAFを無効のままにしていたりします)

しかもロリポップのWAFは設定してから反映するまでに5〜10分程度必要です。うまくタイミングを見て設定変更をしないといけません。

WAFはセキュリティですので、面倒くさくても無効にし続けるのは危険ですからアップロードが終わったらすぐに有効に戻した方がいいでしょう。

ロリポップ!-WAF設定画面

これを機にエックスサーバーに乗り換えるのも1つの手かなと思ったりもするくらいに、これは面倒です。

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文字化けする

結構残念なところで文字化けします。

僕が具体的に確認しているのは、「”」ダブルクォーテーションの半角が勝手に全角になったり、勝手にスペースが入ったりすることです。

これらの文字化けが起きたことで、リンクがうまく機能しなかったり、なぜか引用文という扱いになっていたりする事象が確認できました。

しかも、これはMarsEdit4のプレビュー画面では確認が出来ませんでした。投稿してから実際のページで見て初めて気付くくらいです(ワードプレスで確認していれば気付けます)

これは正直かなり残念です。

アップロード済の画像が使い回せない

ワードプレスにアップロード済の既存の画像を使うことが出来ません。

僕は容量を節約するために既存の画像を使い回したいので、これが出来ないのはちょっと残念ですね。

それに毎回新しい画像を用意するのも結構面倒なので。

総評

おすすめ度

僕の総評としては、5点満点中3.5点といったところです。

MarsEdit4は良いところもあれば悪いところもありますが、割に良いという感じです。

求め過ぎかもしれませんが、理想はMarsEdit4だけで記事の作成から投稿までが完結して欲しいんですよね。

結局、ワードプレスは使わないといけないと思います。

そうは言ってもMarsEdit4に分があるところもありますから、使い分けをすればいいのかなと思います。

基本的にはMarsEdit4で記事を書いて、ワードプレスで最終確認と体裁を整えるくらいになるのかなと。

しかし、この所感を書いている間にやっぱりオフラインでこのクオリティはすごいと改めて思いました。

やはりMarsEdit4を使う最大のメリットは、オフライン作業でワードプレスと近い感覚で記事が書けるということでしょうね。

ただ公式サイトで購入しても約5,500円ですから、ちょっとお高いアプリになりますね。

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