仕事

上司のつまらない指示に納得する方法

つまらない指示を出す上司

どこの会社で働いていても納得できない上司の指示があると思います。

上司からいろいろな指示を出されますが、一体何のためにやらされているのかがわからないと思うこともあるでしょう。

そして、指示の多くは結果がフィードバックされず、指示通りの仕事をしても手応えを感じられない。いつの間にかその指示に関する話題がなくなっていたりしません?

頑張ってやってるけどもう終わってたの?

などなど、上司の指示について不満に思うところは多々あると思うんです。

しかしながら、我々サラリーマンは会社から給料を頂いているからにはやらねばなりません。

ということで、私が最近考えている「つまらない上司の指示に納得する方法」を書いてみたいと思います。

その指示は上司の本心ではないと考える

いきなりですが上司を信じましょう。と言っても難しいですよね。

上司はいつもあなたにつまらない指示を出すかもしれませんが、上司は本当に必要だと思ってその指示をあなたに出しているとは限らない、ということを私は考えるようにしています。

いつもつまらないことを言う上司も、そうは言ってもそれなりに人に認められてそのポジションにいるわけですから、ただの馬鹿ではないと思います。むしろ我々よりも頭の良い人間だと考えるべきかもしれません。

何が言いたいかというと、上司自身も自分がつまらない指示を出していることをわかっている可能性があるということ。

「課長や部長にもなると自分の考えを持って指示を出しているだろう」と思ったら大きな間違い。少なくとも課長、部長クラスの上司はさらにその上から指示を出されています。その結果を出すためには我々部下の活動が必要な為、その指示を我々におろしてくるのです。

そのつまらない指示の発端はどこなのか、というとうちの会社の場合は社長です。

うちの会社の社長は親会社からの天下り社長です。当社は社長が自ら立ち上げた会社ではないので会社に愛着はないでしょうから、会社の業績の前に「自分の業績」を優先的に考えている可能性があります。「自分が社長になってから我社はこんなことをするようになった!」と言いたいのではないかと…(完全に私の想像ですが)

トップがつまらない指示を出すと、社員全員が付き合わざるを得ない状態になってしまっています。

私を含めその流れを止める気力を持っている社員はいないでしょうから、どうすることもできません…。

そういった理由から直属上司がまともな人間であったとしても、どうすることもできない上からの圧力があると私は考えます。

ただ、ここで話を複雑にしているのが上司がそのつまらない指示を正論にしようとするところです。

上司自身がつまらない指示だとわかっていても、それを部下に言うわけにはいかないのでしょう。

私のような中年サラリーマンはともかく、フレッシュでこれから何色にでも染まる若手社員に会社のつまらない部分を見せることは人としてできないところがあるでしょう。子供に悪いことを教えるのと同じようなものです。

上司含め皆がつまらないことだとわかっている中、上司が正論としてそのつまらない指示を部下にぶつけるから不満になるのだと思います。

とにかくいくら上司を責めてもつまらない指示はなくなりません。

上司に不満を持っても仕方がないのでやめておきましょう、ということです。

有意義と思えなくても指示には従う

「有意義とは思えない指示だから従わなくても良い」ということにはなりません。それは子供じみた考えです。

そんなことを言う人は、そもそも指示に従えるだけの実力を持っていない場合がほとんどだと思います。

もし有意義だと思える指示を出された時に結果が出せないのではないでしょうか。

いやいや、有意義な指示なら頑張って結果出すよ

そんなことを思う前に、今出されているつまらない指示で結果を出してみてください。たぶん出せないでしょう。

そもそも有意義な指示ってどんな時にそう思えるのでしょうか?

自分が結果を出せない指示は全部「つまらない指示」として扱う可能性もあると思います。

つまらないと愚痴を言っているだけだと、いざという時に何もできない人間になってしまいますし、何に対してもつまらないと思うだけの人間になってしまうような気がしています。

そういった理由から「つまらない指示だからやらない」という考えはやめておいた方が良いと私は考えています。

つまらない指示への対応は形だけで良い

つまらない指示への対応は「形だけ見せれば良い」と割り切ると良いと思います。

私は上司の指示には従います。でも指示以上のことはしません。そこに深く足を踏み入れることはしません。

つまらない指示は上司自身もわかっています。つまらない指示に対してはつまらない対応で良いことがほとんどです。

私がつまらない指示だと思った時の対応は、有りもしない事実を作ってあたかも事実であるかのように返事をして終わる、というな酷い対応も多いです。私は自分の時間を作る為であればどんな手でも使います。

人生は有意義なことばかりではありません。無駄だと思うこともたくさんあります。

無駄を無くすことはできませんから、無駄だと思うことに如何に時間を割かないかが重要です。

つまらない指示はちゃっちゃと終わらせて、自分にとって有意義なことに時間を費やすべきです。

まとめ:上司の指示に納得できないのは期待をしているから

上司のつまらない指示に納得するためには、まずは上司の指示は本心ではない可能性があると考えましょう。

そうは言っても「つまらない指示」はなくなりません。そのつまらない指示は誰にも止められないからです。

だから「上司の指示が有意義なものであって欲しい」と期待するのを私は諦めました。

でも指示には従うしかありません。

給料をもらっているということと、いざという時に結果を出せる人間でありたいならば、つまらない指示で肩慣らしをしておいた方が良い、というのが私の意見です。

指示は指示と割り切って早く済ませて、少しでも長く有意義な時間を過ごしましょう。

自己分析ならリクナビNEXTのグッドポイント診断!無料で登録はたったの5分!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください