還暦を迎えてスマートフォン(スマホ)を使い始める人は少なくないようです。
この記事を読んでくださっているあなたも、スマホのことが気になってこのページに辿りついたのではないでしょうか。
スマホのことで何が気になっているのかというと「スマホってどうやって買うの?」というところではありませんか?
本記事では「スマホを使うためにはどうすればいいのか」を出来る限り易しく説明してみたいと思います。
言葉足らずなところがあれば、ご遠慮なくコメントを頂ければと思います。
スマホを使うために準備するもの
スマホを使うためには以下の2つが必要です。
- スマートフォン(スマホ)
- SIM
スマートフォン(スマホ)とは
スマホとは携帯端末そのものです。というと難しく思うかもしれませんが、例えばiPhoneという言葉は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
iPhoneはスマホの一種です。iPhoneのようなものがいろいろありまして、その総称が「スマートフォン」でスマートフォンの略語が「スマホ」です。本記事では「スマホ」という言葉で統一していきますね。
スマホは一般的にiPhone(正確にはiOS)とAndroidの2つに分けられます。
iPhoneとAndroidでは使えるアプリが違います。
というと難しいかもしれませんので、要するに「出来ることが違う」と思ってもらえれば大丈夫です。
このスマホが無いと始まらないということです。
SIMとは
SIMとはスマホを通信させるために必要なものです。スマホを買っただけでは通信はできません。
SIMは、キャリアやMVNO事業者と契約をすることでもらえます。月額料金を支払う必要があります。
キャリアとは、docomoやau、ソフトバンクなどのことです。聞いたことはありますよね?
MVNO事業者とはキャリアの通信回線を間借りして、回線を安価で提供する業者のことです。
何を言っているのかがわからなければ取り敢えず気にしなくても大丈夫です。どちらもスマホを通信させるために契約しないといけない業者だと思ってもらえれば十分です。
その業者が、スマホを通信させるために必要な「SIM」を提供してくれる、ということです。
ちなみに最近よく見聞きする「格安SIM」とは、MVNO業者が提供するSIMのことになります。キャリアが提供するものは「格安SIM」とは言いません。
SIMは「b-mobile」がオススメ!
先に「SIM」の話をします。
現在、SIMを取り扱う業者は数えるのが大変な程にたくさんありますが、その中で僕がオススメするのは、日本通信株式会社が提供する「b-mobile」になります。
b-mobileをなぜオススメするかというと、料金が安いからです。
というのも、スマホを使って何をしたいかと考えてみてください。
おそらくこんな感じだと思います。
- 通話(電話のこと)
- 子供や孫とテレビ電話
- 写真を送り合う
- LINEで家族と連絡を取る
こんなところだと思います。
これくらいの利用目的であれば大した通信量にはなりません。
SIMを選ぶ時の大きなポイントの1つに「通信量」があります。
若い人達は、ゲームをしたり動画を見たりとすごく通信をするので、たくさん通信をしてもお得なSIMを選ぶわけです。
しかしながら、上にあげたような使い方であれば通信量を気にする必要はなくて、月額料金が最も安いSIMを選ぶだけで大丈夫です。
ということで、安さにこだわって選んだ結果がb-mobileということになります。
月額料金を安く済ませようと思ったら、docomoやau、ソフトバンクの大手キャリアは絶対に選んではいけません。月額料金が5,000円以上になってしまいます。
選ぶなら格安SIMを提供するMVNO事業者になります。MVNO事業者もたくさんありますがその中でも月額料金が頭一つ抜けて安いのがb-mobileということです。
大手キャリアが月額5,000円以上するのに対して、b-mobileの「990 JUST FIT SIM」というプランを選べば「月額990円〜」という安さです。
「990 JUST FIT SIM」は月額990円で電話とSMS(ショートメールサービスの略。簡易メールのこと)が利用できるのと、1GBまでの通信ができます。
上に書いたような使い方であれば、1ヶ月で1GB以上の通信量は使わないと思います。それであれば毎月990円でスマホが使えるわけです。
もし通信量が1GBを超えてしまった場合は、1GB毎に500円の料金が追加請求されます(10GB以上は1GB毎に350円)
例えば1.5GBの通信量を使った場合は990円+500円で1,490円が請求されることになります。
1ヶ月間の通信量と月額料金の関係は以下のようになります。
1GBまで | 990円 |
---|---|
2GBまで | 1,490円 |
3GBまで | 1,990円 |
4GBまで | 2,490円 |
5GBまで | 2,990円 |
6GBまで | 3,490円 |
7GBまで | 3,990円 |
8GBまで | 4,490円 |
9GBまで | 4,990円 |
10GBまで | 5,490円 |
11GB〜15GBまで | 5,840円〜7,240円(※) |
※1GB毎に350円ずつ増える。
無料の通話アプリを使うと通話料が半額に
990 JUST FIT SIMでは、通常30秒毎に20円の通話料が発生します。
しかし、無料の通話アプリを使うことで通話料が半額の10円/30秒になります。
「電話をする時は通話アプリを使った方が良い」ということを覚えておいてください。
月額500円の「5分間かけ放題」オプションもある
長時間の電話はしないけど、電話をかける回数が多くなりそうであれば月額500円の追加料金が必要ですが「5分間かけ放題」のオプションをつけるのも1つの手です。
このオプションは5分以内の通話が無料になるというものです。
5分以内の通話であれば何回でも無料です。すべての通話が5分以内だとすると通話料金は月に500円しかかからないということになります。
5分を超えた場合は30秒毎に10円の通話料金が発生します。
【注意1】メールはできません
b-mobileではメールは使えません。これはb-mobileに限らずMVNO事業者が提供する格安SIMであればほとんどがメールを使うことはできないので、b-mobileに限ったデメリットではないんですけどね。
スマホでメールが出来るのは、大手キャリア(docomo、au、ソフトバンク)だけと思ってください。
でも月額5,000円以上の料金を払ってメールを使うメリットはありません。
スマホを持つほとんどの人は「LINE(ライン)」というアプリで連絡を取り合っています。きっとお子さんやお孫さんも使っているはずです。聞いてみてください。
僕自身も格安SIMを利用していてメールは使えませんが、LINEを使っているので困ったことは一度もありません。
【注意2】最低利用期間は5ヶ月
b-mobileは最低利用期間が5ヶ月とされています。
契約後5ヶ月以内に解約すると、違約金として8,000円請求されることになります。
しかし、大手キャリアでは2年縛りといって2年間の契約が必須ですし、2年後に契約が自動更新されてしまいます。自動更新されてしまうとその後2年以内に解約する場合は違約金が発生します。
それに比べるとb-mobileの最低利用期間が5ヶ月というのはすごく良心的です。
しかも5ヶ月以降はいつ解約して違約金は発生しません。
とりあえず、5ヶ月だけb-mobileを使って様子を見るという手は有りだと思いますよ。
b-mobileのまとめ
b-monbileについてまとめておきます。
- 月990円でスマホが使える。
- 電話・1GBの通信・SMS(簡易メール)が使える。
- 通話料は通話アプリを使えば30秒毎に10円。
- 月額500円で5分間かけ放題オプションがある。
- 最低利用期間は5ヶ月。違約金は8,000円。
月額990円で使える格安SIMは他にありません。
初めてのスマホであれば、まずはb-mobileを使って様子を見てみると良いと思いますよ。
スマホを用意しましょう
次はスマホの話です。SIMの話が長くなってしまいました。もう少し頑張って読んでください!
まず最初に言っておくと、スマホであれば何でも良いというわけではないので、注意してくださいね。
b-mobileで使えるスマホの機種は決まっています。
使えるスマホは、以下のページに一覧がありますので確認してみてください。
SIMフリー版というどんなSIMでも対応しているスマホが使えるのはもちろんですがb-mobileで嬉しいのはソフトバンクやドコモで購入したスマホがそのまま使えることなのです。
お子さんやお孫さんが使わなくなったスマホがそのまま使えるかもしれません。その場合スマホを買う必要はありません。
ちょっと難しい話かもしれませんので、お子さんやお孫さんに「ソフトバンクとかドコモで使ってないスマホ無い?」って聞いてみてください。
この辺の話は、若い人ならわかると思うので聞いてみましょう。
上で紹介した機種一覧のページを開くと、こんな画面になります。
ソフトバンクのスマホなら「ソフトバンク」を、ドコモのスマホなら「ドコモ」を選んでください。それぞれの対応機種の一覧が表示されます。
b-mobileでは、家で余っているスマホをそのまま使えることがメリットの1つでもあります。
スマホは買うと数万円はしますから、これを利用しない手はないでしょう。
スマホを買うなら家族と合わせましょう
お手元に使えるスマホがなければ買うしかありません。
スマホを買うなら家族が持っているスマホと合わせるようにしましょう。
合わせるといっても全く同じ機種を買うということではありません。
最初に説明した通り、スマホにはiPhoneとAndroidがあります。家族がiPhoneを使っているならiPhoneを、Androidを使っているならAndroidを買った方が良いでしょう。
iPhoneで出来てAndroidでは出来ないことがあったりします。逆も同じです。
出来ることと出来ないことを家族と合わせておいた方がいいでしょう。
家族みんなはiPhone同士だから出来るけど、自分だけAndroidだから出来ない、みたいになるとちょっと悲しいですよね。
まとめ
ここまで読んで頂いてありがとうございました。長文になってしまって申し訳ありません・・。
長くなってしまいましたので、最後に本記事で何を言っていたのかを簡単にまとめますね。
- スマホを使うには「スマホ」と「SIM」を用意しましょう
- SIMは、すごく安価な「b-mobile」を選びましょう
- スマホはお子さんやお孫さんのお下がりで十分です
- もしスマホを買うなら家族と合わせましょう
このようなことを書いてきました。
ここでお薦めしたことのポイントはできるだけ安く済ませるということです。
月に何千円も払うのは生活の負担になりますから。
難しいことも書いてしまったかもしれませんが、これを機にお子さんやお孫さんとスマホについてお話しながら考えてみてください。
よし!b-mobileを使ってみよう!と思ったら、こちらから申込みができますので案内しておきます。