読書・書評

【書評】多動力 堀江貴文

多動力

 

おすすめ度 :★★★★★
読みやすさ :★★★★★

 

目次

第1章 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない

 

Amazonで実質半額(ポイント50%)となっていましたので、ようやく読みました、ホリエモンさんの多動力。

この人は、世間の評判が賛否両論で、たしかに普通の人が見てぶっ飛び過ぎているところもあるけど、この本を読んだ率直な感想としては、何か有り難い本だったかな、という感じでした。

何にしてもすごく読みやすくて、どっぷりハマって一気に読み上げてしまいました。

僕自身、読書をしていて、数時間で1冊を読み上げるなんてことはあまりないのですが、早く次読みたい、という気持ちの中、時間を忘れ没頭していたという事実が、面白いと思っていた何よりの証拠でしょう。

平凡なサラリーマンは、一度読んでみるべし。

読んでみて印象に残った部分を一部紹介してみようと思う。

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考えてばかりおらず、とにかくやってみる

準備にかける時間は無駄である。 見切り発車でいい。 すぐに始めてしまって、走りながら考えよう。

 

これな!

だと思ってた。

 

実際仕事していると、わかるような気がする。

仕事にびびっている人というのは、とにかく御託を並べる。

つべこべ言わずに、はよせーよって心の中で思っていることがあります。

 

あと、解決しそうにない心配事を実行前にいつまでも討論しようとする人がいる。

 

とにかくやってみよう。

 

例えば、人にお願い事をした時。

御託を並べられてしぶしぶ引き受けてくれるか、とりあえずやってみるよって一言で返事をしてくれるか。どちらがお願いする立場として気持ちがいいでしょうか。

後者であることは明らかでしょう。良いも悪いも、前者はもはや二度とお願いしたくないレベルだと思う。

 

万全な準備ができてなければ動かないというのは、自分の成長につながらないだけでなく、人への印象も悪くしてしまう。

そういうことにもなるので、とにかくやってみよう。

 

恥をかいた分だけ自由になれる

恥をかく勇気、失敗する勇気さえもてば、どんどん免疫ができてリスクを取ることを恐れなくなる。この勇気をもつことが何よりも重要なのだ。

 

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、とよく言いますが、恥をかくということは、それだけ知識や経験を得られる、という解釈をこれまでしてきました。

これを読んで、恥をかく、ということに新たな感情が芽生えた。

リスクを取ることを恐れなくなる、ということ。

 

現代のサラリーマンは、とにかくリスクに怯えている。

いい歳のおっさん達は、自分で責任を持とうとしていない。きっと僕自身にもそういうところがあるでしょう。

 

余談ですが、おっさん達に言いたい。

その責任感の無さは、自分では気づいていないかもしれないけど、若者達には完全にバレています。

しっかりしないといけないですね、おっさん。他人事ではないけど(‘;’)

 

話を戻しますが、リスクを恐れなくなる。すごくいいことだと思う。

サラリーマンが感じるリスクとは、例えば、大きな仕事にチャレンジするものの、失敗して大勢の人達に迷惑をかけてしまったらどうしよう、とかですかね。

大勢の人に迷惑をかける、これがここでいう「恥」ということになる。

 

最初から失敗してもいいという気持ちで挑んではいけないけども、精一杯やっての失敗はよしとしていいんじゃないかな。

ここでは普通のサラリーマンである前提で話をしていますが、失敗して会社が潰れるとか、上司が責任とって首になるとか、それほどのことには絶対になりません。

いろんな人に苦労を掛けることになるかもしれませんが、その痛い気持ちが2度とこんな失敗をしたくないという気持ちにつながっていくんです。

それに、理屈ではないですが、その仕事において、自分の力が及ばずとも、自然とどうにかなっていくものです。それが会社というものです。

なので、失敗、恥をかくことを気にせず、大きな仕事に携わってみるといいと思います。

雇われサラリーマンが仕事に失敗しても、会社にとって致命的な問題は起きないですから。

 

小利口にはいずれ仕事がなくなるかも

小利口が今までやってきたような、頭で計算できる仕事というのは、AIやロボットのほうが得意だ。代替可能な仕事は価値が上がらず、早いうちに消滅する。

 

これは仕事にいかせることを学んだというよりは、恐ろしいことに気付いたというべきか。

小利口はいずれAIに仕事を持ってかれる・・・。

 

バカになろう・・・。一回バカになろう。

低レベルな理屈語ってくるやつは無視して、バカになろう。

 

大人になるとバカになるのが難しくなる。

嫌でも無意識のうちに考えてしまうから。

だから、とにかくやろう。御託を並べなくていいから。

無意識に考えてしまうのなら、考える時間を自分に与えなければよい。

だから動こう。

ホリエモン氏がいうことが本当ならば、動いているうちにAIにはできない名案が浮かんでくることでしょう。

 

人生に目的なんてない

子どもはいつだって、目的なんて考えない。  楽しいから遊ぶ、おいしいから食べる、寝たいから寝る。  常識や周りの目を気にすることなく、生きているから、驚くほど成長が速いのだ。

 

ここで感じたことは2つ。

1つは、目的とか考えなくていいのかも、って思えたこと。

サラリーマンをやっていると、何かと上司から5年後、10年後の自分はどうありたいか、というような問いかけをされる。

そんなビジョン、僕には見えたことがない。強いていうなら、今の会社で働いている未来がしっくりこないというくらい。

未来を考えるのは、もうやめよう。

今を生きよう。

それでいいのかもしれない。

 

2つ目は、子供の話。

子供はやりたいことをやろうとするから成長が早い。食事中に急におもちゃで遊びだしたり、本を破き始めたり、コップを逆さにしてみたり。

大人がやっていたらだらしがないと思うので、それと同じ感覚で子供を怒ってしまう親が多いと思う。でもそれって果たして、本当にだらしないという理由で怒っているのだろうか。

実は違うと思っていて、食事中に遊ぶと食事の片づけが捗らない、本を破かれたら本を買ったことが余計な出費だったと思ってしまう、コップを逆さにしたらこぼした飲み物を処理しないといけない、その手間がしんどい、という感じで、自分に手間をかけさせるから怒っているんだと思う。

だから、あれはするな、これはするな、という躾(しつけ)になる。

子供がやりたがっていることを制限することが、成長の妨げになっているということじゃないかなと思う。

 

以前に僕はこんなことを言っていた。

 

やりたいことをやるから、子供は成長が早い

 

この言葉が、すごく響きました。

だから、子供がやりたがっていることは絶対にやめさせてはいけないという確信に近づけた。

人に迷惑をかけなければ、何でもさせてあげようと思う。

本破ろうが、飲み物こぼそうが。

 

そもそも、大人になるとわかるけど、やりたいことを見つけること自体がすごく難しい。

子供は無意識で見つけられる能力を持っている。

その能力を親が抑制するわけにはいかない。

興味を持ったことを頭ごなしにやってはいけないと言われ続けると、こんな僕みたいな自分が何をしたいのかもわからない、どうしようもない大人になっていくのかもしれないと思った。

だから子供には何でもやらせてあげよう。

とにかく、仕事に満足できない、悩みがある、という人にはお勧めです。

読みやすいのでさらっと読めちゃいますよ。