奈良県の生駒山上遊園地は、奈良県民だけでなく大阪府民でも割と存在を知っている遊園地だと思います。
小さな子供が遊ぶところという印象がなんとなくあるので、普通の遊園地より安く済ませられるんじゃないかと思いながらも実際のところはどうなのかと。
同じように思っている人はいるのではないでしょうか。
この度、生駒山上遊園地に行ってみたので実際にかかった料金や、料金システムの紹介に加え、筆者の感想をお伝えします。
生駒山上遊園地の概要
住所:〒630-0231 奈良県生駒市菜畑2312-1
休園日:毎週木曜日
営業日含め詳細は以下公式ホームページにて要確認。
生駒山上遊園地は小さな子供向けの遊園地。
身長や年齢制限が緩めで、保護者が付き添えば小さな子供でも遊べるアトラクションが多数ある。
中高生以上であれば、他の遊園地に行った方が良いと思われる。
生駒山上遊園地でかかった料金
今回、筆者が支払った料金をまとめると以下の通り。
- 信貴生駒スカイライン:740円
- 駐車場:1,200円
- 入場料:無料
- 乗物代:6,800円
- その他:食事代、コインゲームなど
信貴生駒スカイライン(有料道路)の往復料金740円、駐車場代1,200円、乗物代6,800円で計8,740円。
食事代や1回100円のコインゲームなど細かい料金は含まずです。
乗物代に関しては「とくとくチケット(3,400円)」を2回購入。
とくとくチケットとはアトラクションを利用する時に使う12回分の乗物券で料金は3,400円。
12回分と聞けば多いと感じるかもしれないが、大人が付き添うのにも1枚使わないといけない場面が多いので結構すぐに無くなる。
我が家は子供1人だけども1回の購入では足りなかったので2回購入しまして3,400円×2で6,800円に。
あと実は信貴生駒スカイラインに関して言うと、何を思ったか帰りに信貴山方面(最短ルートとは別方向)に行ってしまったので、上記には含んでいない620円の追加料金を払うハメになりました…。しかも自宅へはかなりの遠回りだった。
まぁ何にせよ、なんやかんやで子供1人の3人家族で1万円以上は使ってます。
生駒山上遊園地って安そうなイメージだったけど、意外とお金を使うと思った方が良いでしょう。
生駒山上遊園地の料金紹介
ここからは各料金システムについてまとめます。
まとめた料金は以下の通り。
- 信貴生駒スカイライン
- 駐車場
- ケーブルカー
- 入場料
- 乗物チケット
- PLAY PEAK ITADAKI(アスレチック)
信貴生駒スカイラインの料金:往復740〜1,950円
車でのアクセスの場合、必ず信貴生駒スカイライン(有料道路)を利用しなければならない。
信貴生駒スカイラインには3つのルートがある。
- 阪奈道路から 往復740円
- 宝山寺から 往復740円
- 信貴山から 往復1,950円
なお、阪奈道路や宝山寺から入る際に740円の往復料金を払って、信貴山から出ると追加料金620円が発生する(経験済み)
駐車場の料金:1,200円
- バス・マイクロバス 2,000円
- 乗用車 1,200円
辺鄙なところにあるわりには割高な印象。
辺鄙なところだからむしろ割高なのか…。
なお、駐車場は1,600台入るようなので、満車の心配はなさそう。
ちなみにJAFの会員であれば100円割引きしてもらえるようです。
料金支払い時にJAFの会員証を見せれば良いと思われます。
ケーブルカー:往復500円
駐車場に着いたら目の前が遊園地というわけではなく少々移動が必要。
駐車場から遊園地までの移動手段にDONDONどんぐリスというケーブルカーがある。
料金は2歳以上から有料で往復500円、片道300円。
ケーブルカー以外の移動手段には階段もあって、のんびり登っても10分程度。
おじいちゃんやおばあちゃんでも普通に登っているので、若者はもちろんのこと、中年のおじさん、おばさんでも余裕です。
ケーブルカーは楽するために使うというよりも思い出作りと考えると良いかもしれません。
ただ大した距離ではないので、ケーブルカーが少し混雑しようものなら階段を登った方が絶対に早いです。
入場料:無料
ケーブルカー or 階段でようやく遊園地に到着。
遊園地には入場ゲートのようなものはなく出入りは自由です。
生駒山上遊園地はなんと!入場料が無料なのです!
乗物チケットの料金:3,400円
- 個別チケット 200円〜500円
- とくとくチケット 3,400円
- フリーパス 2,600〜3,300円
乗物チケットには上記の3種類があって、お得度は以下のようになる。
フリーパス > とくとくチケット > 個別チケット
とくとくチケットは回数券のようなもので12回分の乗物チケットになる。
乗物はアトラクション毎に料金が違うが、とくとくチケットを使えばどのアトラクションでも乗ることができる。
例えば、300円のアトラクションでも500円のアトラクションでもとくとくチケット1枚で乗れる。
また1枚ずつ切り離して使うので、12枚をみんなで分けて使うこともできます。
一番お得なのはフリーパスになるが、今(2021年9月)はコロナ禍のため販売中止になっています。
ちなみにフリーパスの料金は、中学生以上3,300円 小学生以上3,100円 幼稚園児以下2,600円とのこと。
フリーパスが再販されたらこちらを利用するべき。
PLAY PEAK ITADAKI(いただき)の料金:600円〜1,500円
子供用のアスレチック「PLAY PEAK ITADAKI」
料金は以下の通り。
- 1歳 平日600円 休日600円
- 2歳以上(保護者以外) 平日1,400円 休日1,500円
- 保護者 平日600円 休日600円
小学生以下は保護者の付き添いが必要。つまり保護者分の600円が必須。
1人で入場できるのは中学生から。
生駒山上遊園地の感想
ここからは筆者の感想です。
ケチな中年のおっさんの感想とご認識のうえ、参考になさってください(というか日記です)
料金的な感想
料金的な話をすると、入場無料という謳い文句を見て「これなら安く済みそうだ!」と思ったが実際は結構お金がかかったなという印象。
今回、車での移動だったが、到着までに信貴生駒スカイラインの通行料金がかかったり、駐車場代がかかったり。
駐車場から遊園地までは階段で登るか、DONDONどんぐリス(有料のケーブルカー)で登ることになる。
遊園地に到着するまでに、金、金、金と立て続けに支払う場面が出てくるのでいきなりの残念感は否めないというのが本音。
まぁ運営のために必要なお金なのでしょうから、ケチくさいことは言いたくないのですが。
あと、今回はコロナ禍ということもあってフリーパスは販売されていなかったので、とくとくチケット(12回分の乗物券)を買うことになったが1回の購入では足りずに2回購入することに…。
フリーパスが買えたらだいぶ違っていただろうに…と思うとちょっと残念。
交通アクセスの感想
今回、車での移動だったけどストレスが凄すぎた。
まず下道で行ったこと。
素直に高速を使っていればすんなり行けたのかもしれないが、持ち前のケチ臭さが出て下道で行ったものだから自宅から20kmもないくらいの距離だったのに1時間半はかかった…。
タイムイズマネーを改めて心に刻みたい…。
もし、もう一度行くことがあれば高速を利用しようと思う。
あと、行きは阪奈道路から信貴生駒スカイラインに入った(自宅からの最短ルート)のだが、何を思ったか帰りは信貴山側に降りてしまっておかげでかなりの遠回りをするハメになった。
しかも降りたところが柏原市で土地勘がなかったこともあって、どこを通っても渋滞に巻き込まれて多大なる無駄な時間を過ごすことに。
おかげで焼き肉食いそびれたわ
晩ご飯の焼き肉、結構楽しみにしてたのでがっかり感が半端なかった。
とにかくこのように時間を無駄にしない為にも、
今後、信貴生駒スカイラインを利用の際は素直に阪奈道路(山上口I.C(登山口))側から出入りするようにしたい。
ほんとこれが今回一番印象に残ったことだった。
楽しさの感想
純粋に「遊ぶ」ということに関してはよかったと思う。
子供が小さいと普通の遊園地に連れていっても身長や年齢などの制限で多くのアトラクションに乗れなかったり、乗れたとしてもガチ過ぎて子供には怖すぎて面白くなかったりと、小さな子供を遊園地で満足させるのは結構難しかったりする。
高い料金を払って雰囲気を楽しむだけになりがちだと思う。
その点、生駒山上遊園地は「小さな子供向けの遊園地」なので、うちの幼稚園の子供でも制限に引っかかることはなかったし、怖がることもなく楽しめたんじゃないかなと思う。
1人でアトラクションに乗るという子供にはちょっと大人びた体験も出来たっぽいところも良かったと思う。
子供って何かを1人で出来るようになることに喜びを感じるものだと思うので。
そういう意味では大人には物足りない遊園地ではあるが、子供が楽しんでくれれば何よりと思うのが親心だと思う。
ていうか、最近筆者は本気で遊園地のアトラクションが怖くなってきました。歳を取るって怖いです。
あとは数少ないここに載せられる写真を貼っておきます。