厚生労働省が発表した自殺対策白書で、死因について発表された結果、15歳~39歳までの死因の第1位が自殺ということがわかった。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6241465
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/17/index.html
中でも15歳~19歳の自殺の動機については、学校問題が断トツでトップであることもわかりました。
本当に悲しいですね。
最近では、仙台の中学2年生の自殺がニュースとなりましたが、先生が筆頭になって、その他学生がいじめを働くという、残酷な話でしたね。
本当に同じ大人として、憤りを感じるし、情けなくもなります。
ほんま、あほなおっさんばっかりやないか…。
僕自身が、そんな若者たちに何かをしてあげることは難しいのですが、万が一にでも、こんな弱小ブログを自殺したいと思っている若者が見てくれていたらと思い、おこがましくもメッセージを送りたいと思います。
もう学校いくのやめよう
学校に行くのが嫌だということであれば、行かなくていいと思います。
学校に行かないことが非社会的なこと(普通じゃないこと)と考え、学校がすべて、という感覚におちいってはいないでしょうか。
学校問題の原因で一番多いと思われるいじめなどの理由は、親に相談をすることもできず、相談しても真剣に聞いてもらえず、「なに言ってるの、いいから早く学校にいきなさい!」なんて言われて終わる。
家を出たものの、行きたくないから無断欠席をしたいが、学校にはすぐにばれて、親に連絡が入って怒られそう。
学校から逃げようにも逃げ道がない。
そんな気持ちなんじゃないかなぁ。
それでも、もう学校にいくのはやめよう…。何度もそれを繰り返すことが、本当に深刻に悩んでいるというメッセージになると思います。
怒られても自分が悪いと思う必要はありません。
なぜならば、この世には「逃げる」という言葉があるんですから。必要な言葉だから生まれたんだと思います。
実際、何ごとからも逃げたことがない人なんていないと思います。僕だって逃げるの連続です。
ゲームにも「逃げる」というコマンドがあるでしょう。そのコマンドを作っておかないと、ゲームが詰んでしまう可能性があるからだと思います。敵が強すぎて先に進まれへんやないかいって。
人生も同じだと思います。逃げないと先へ進めない時があると思います。
人生には、逃げなければいけない時があると僕は思います。
逃げてはいけないなんて、よく言われますが、逃げるべき時とそうでない時をしっかり区別をつけて、判断さえすれば、逃げることは悪いことではないんです。
あと、これだけはわかって欲しいのは、僕と同じように学校なんか行かなくても大丈夫と思っている大人が、世の中にはたくさんいるということ。
学校に行くということは、社会に出るために必要なことを学ぶ、大事なことだとは思いますが、それが全てではないと僕は思います。
実際に、昔いじめを受けて登校拒否をしていたけど、今はその過去を強みとして、逆に利用して頑張っている人達がたくさんいます。
そんな彼らは、普通に生きてきた僕から見てもまぶしく、いい人生送ってるなぁって羨むことだってあるんです。
だから、学校に行かないことくらい、大したことじゃないんです。
もうちょっと頑張って、大人になれば、必ずこのことに気付けると思います。
自殺の覚悟を持てることはすごいこと
普通に生きてきた僕でも、人生がしんどいなぁと思うことがあって、この生活から抜け出すには、全てを捨てるか、死ぬかしかない、なんて思うことがあります。
実は、今日ふとそれを思ったので、こうして筆を執った次第なんです。
それで、僕がいつも思っていることがあります。
自殺をするということは、全てから逃げ切ること。
それができるくらいなら、今の環境から逃げ出せばいい。
学校はいかなくていい、会社ならやめてしまえ、結婚生活が苦しければ離婚すればいい。
とにかく、全てを捨て去って、生きれるだけ生きてみればいい。
と、僕は思います。
自殺をするってすごく怖いことです。僕は死ぬのが怖いです。
その決心を本気でつけれたとすれば、あなたはすごい勇気を持っていると思います。
いじめをする人間なんかより、よほど強く、将来を真剣に考えれる人間のはずです。
学生時代の立ち位置(いじめる側、いじめられる側)なんて、社会に出れば簡単に逆転します。
ちょっと汚い言葉を使いますけど、許してください。
学生時代にいきっていた奴なんか、今となっては大したことは無い。
失礼しました!
でも、本当ですよ。いじめとか程度の低いことで喜んでいるような人間をいちいち真面目に相手をする必要はないんです。
どんな人にでも言えることだと思いますが、この世の中のものは、自分が知らないことの方がはるかに多いんです。
自分が知っていることが全てだと思ってはいけません。
自分が知っていることなんて、この世の全ての0.0000000・・・・・・・・・・・・・・1%くらいですよ。
自分には想像もつかないような楽しいことが、世の中にはあるという希望を持った方がいいんですよ。
だから、自殺は本当に最後の最後まで取っておきましょうよ。
そのうち、きっと自殺なんて現実的でないと思えるほどの生活ができるようになりますから。
僕たち親が子供から相談したいと思える存在にならなければいけない
ほとんどの親はこう思っているでしょう。
ただし、本当に子どもたちにそう思ってもらえているかどうかは、別の話ですけど。
僕が子供の時に親に言えなかったことは、思春期の恥ずかしいことだったかなぁ。
例えばすごくあほな話で恐縮ですけど、僕はアソコに毛が生えるのが早かったので、プールの日は学校に行きたくなかったとか、その辺に置いていた、エロ本が家に帰るとキレイに整理されていて、どんな顔して親と接したらいいのかわからなかったり…
ほんまにあほな話ばっかりや…、ごめんなさい、何の参考にもなりそうにありません
とにかく何が言いたいかというと、親に話せないことって、やっぱり恥ずかしい話だったり、情けない話だったりすると思うんですよね。
いじめの悩みだってそうです。格好悪くて、そんなこと人には言えないって思うんじゃないですか。
親にくらい言わせてあげたいですよね。
僕はそういう親になりたい。だから僕自身の恥ずかしい経験もいっぱいぶっちゃけてやろうと思います。みんな同じだよって言ってあげたい。
こちらがオープンにならないと、子供だって気持ちをオープンにしてくれないんじゃないかなってことです。
何でもいいから言ってよ。誰にも言わないし、そんなことで馬鹿にしたりしないから。
そういうのを真剣に悩むっていう気持ちは、ちゃんとわかってるから。
最後に
唐突ですが、ワンピースを読んでいますか?
読んでないなら、読んでみよう。熱い気持ちになれるから。
これを書いていて、ふと思い出したセリフを紹介して終わろうと思います。
シチュエーションは、自分が誰にとっても迷惑な存在なんじゃないか、生きていてはいけない存在なんじゃないかと思っている幼少期のニコ・ロビン。そんなロビンの存在を危ぶみ、世界政府はロビンが住む町を焼き尽くした。そんな中、命をかけてロビンを助けたハグワール・D・サウロの名言。
ワンピース 第397話より
今は一人だけどもよ・・・・・!!
いつか必ず「仲間」に会えるでよ!!!
海は広いんだで・・・
いつか必ず!!
お前を守ってくれる「仲間」が現れる!!!
この世に生まれて
一人ぼっちなんてことは
絶対にないんだで!!!
そして、ロビンは麦わらの一味と出会うんです。
これはマンガなんで、現実はそんなことになるわけがないと思うかもしれませんが、
さっきも言ったように、いじめで登校拒否していた人が、大人になって才能を開花し、世間から認められていたり、今を楽しく明るく生きている人達はたくさんいます。
そういった人達を見つけてみてください。きっとあなたの心の支えになるんじゃないでしょうか。
最後に、
僕はこれまで普通の人生を生きてきました。
だから、いじめにあった時の気持ちとか、自殺を考える気持ちとかはわかりません。
でも、大人として、若者たちがこんな社会に殺されていくいうことに、情けなくなるし、自分の子供にだってそんなふうになって欲しくない、させないと本気で思っているから、あつかましくもこんな記事を書かせてもらいました。
もう一言だけ言わせてください。
この世には自分の知り得ないことが無限にある。だから今がすべてだとは思わないで欲しい。
辛いなら逃げてもいいから、終わりにしようとは考えないでください。
おわり